1月7日は七草だ。
この日は七草粥をいただき、年末年始の沙汰で疲れ切った胃腸に休んでもらう。
一方で、この時期は小寒の前後だ。
さらに厳しい寒さに向かってゆく時期に、体を立て直したい。
そんなあなたに、七草粥でビタミンCを補給していただきたい。
ここでは、ビタミンCを壊さないように作る、七草粥をご紹介する。
1.作り方
炊飯器を利用して作ると簡単だ。
用意する順番さえ守れば、より多くのビタミンCをいただくことが出来る。
2.用意するもの
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- 炊飯器
- 米 適量
- 水 適量
- 七草 好みで、大根、カブは必須、葉も使う
3.用意する順番
- 米をとぐ
- 研いだら、炊飯器に入れて、お粥の分量の水を入れる
- 米が用意出来たら、具材を刻む
- 適当な大きさに刻み、刻んだらすぐに炊飯器に入れて軽く混ぜる
- すべての具材を入れ終わったら、ふたをしてスイッチを入れる
- 出来たら、食べる
- お好みで塩
4.刻んだらすぐに入れる
七草は、刻んだらすぐに炊飯器に入れる。
特に、大根、カブは要注意だ。
ビタミンCは、酸素に弱い。
酸素に触れると、どんどん壊れていく。
刻んでそのまま置いておくと、切り口からどんどん壊れていく。
だから、刻んだらただちに炊飯器に入れる。
5.熱に弱い
ビタミンCは、
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- 熱に弱い
といわれる。
これは正しい。
ただし、条件がある。
それは
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- 酸素に触れていると
だ。
先にご紹介したように、ビタミンCは酸素に弱い。
加熱しなくても壊れていく。
酸素に触れた状態で加熱すると、さらに壊れていく。
裏返せば、酸素に触れなければ加熱しても壊れることはない。
刻んで炊飯器の中の水に入れれば、酸素と触れることはない。
炊飯器で加熱しても、ビタミンCを壊すことなくいただくことができる。
6.下ゆでしない
大根、カブは下ゆでしない。
もともと、アクが少ないので、その必要がない。
それに、下ゆですると肝心のビタミンCのほとんどが水に溶けだしてしまう。
それ以外の七草は、下ゆでしてもかまわない。
7.大根、かぶの葉っぱ
大根や、カブの葉の部分は捨てられることが多い。
これは非常にもったいない。
なぜなら、葉の部分こそ
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- ビタミンCの豊庫
だからだ。
正直、味はほとんどない。
だから、なるべく細かく刻んで入れる。
もちろん、下ゆでしない。
8.七草粥で、体調をリセット!!
年末年始の沙汰で、あなたの胃腸はかなりお疲れ気味だ。
七草粥で胃腸に休んでもらい、ビタミンCであなた自身をリセットする。
厳しい寒さに向かう時期だ。
七草粥で体調をリセットし、厳しい寒さを乗り切っていただきたい。
9.まとめ
ビタミンCを壊さないように作る、七草粥をご紹介した。
七草粥で体調をリセットし、普段の生活に戻る。
厳しい寒さに向かうために、改めてビタミンCを補給する。
先人の知恵には、頭が下がる。
七草粥の作り方がわからない、という方。
是非、参考にしていただきたい。