セルライト。
お腹や太ももをつまむと出てくる、でこぼこしたやつ。
脂肪と老廃物、水が混ざったものだ。
セルライトを除去するために、いろいろな方法がある。
リンパの流れを良くするとか、マッサージで流したり、ローラーを使ったり。
効果があるのはわかるし、どうすればよいのかもわかるが、なんだかややこしい。
もっと簡単にできるものはないだろうか?
ここでは、セルライトをなくしたいが、ややこしいのはいやな方にお勧めの方法をご紹介する。
1.セルライトを燃やす
セルライトは、脂肪が固まったものだ。
セルライトは、
- 燃えにくい
- 燃やせない
と言われているが、きちんと燃やせば燃える。
それには、体の仕組みを使う。
2.脂肪を燃やす仕組み
ダイエットもそうだが、脂肪を無理に燃やそうとしても燃えてはくれない。
だから体の、脂肪を燃やす仕組みを利用する。
その仕組みとは
- 遅筋
を使う方法だ。
3.遅筋
セルライトを除去するために、遅筋を使う。
遅筋とは、脂肪を燃やすのが得意な筋肉だ。
ただし、セルライトがぼこぼこ出ている部分の遅筋を刺激するのは難しい。
もっと別のところの脂肪を燃やして、セルライトを除去する。
4.体の仕組み
セルライトを除去するに、体の仕組みのおさらいだ。
体は、すべての部位のバランスを保つ性質がある。
専門用語で
- ホメオスタシス
- 恒常性維持
という。
たとえば、太もものセルライトを何かの方法で除去する。
結果として、太ももの脂肪が減る。
太ももの脂肪が減ると、体全体の脂肪バランスがちょっと崩れる。
ここで、先のホメオスタシスが発動する。
太ももの脂肪が減って、体全体の脂肪バランスがちょっと崩れているので、それをもとのバランスに戻す。
そのために、太もも以外の部位から、バランスが戻るように脂肪を移動する。
太ももの脂肪が減った量は、体全体から見れば、ほんのわずかな量だ。
その量を、体全体でフォローするので、減ってはいるが、見た目などでは到底わからない。
もちろん、減ったはずの太ももに脂肪が加わるが、減った分を同じではなく、ほんのわずかだけ少ない。
しかし、見た目は
- 元に戻った
としか感じられない。
だから、太ももの脂肪を減らすのではなく、もっと別の部位の大量の脂肪を減らして、崩れたバランスを戻すために太ももから脂肪が持って行かれるのを利用しようというものだ。
5.大量の脂肪を減らす
では、セルライトを取るために、どこの脂肪を減らすか?
ここでは、胴体の脂肪を減らす。
胴体は、お腹周りはもちろん、内臓脂肪の含めると、大量に脂肪がついている。
これを減らす。
6.胴体の脂肪を減らす
セルライトを取るために、胴体の脂肪を減らす。
そのために、胴体の遅筋を刺激する。
具体的には、体幹トレーニングの一つである
- フロントブリッジ(プランクとも)
を使う。
かなりきついエクササイズ、運動だが、胴体の遅筋を強力に刺激してくれる。
それにより、胴体の脂肪が燃やされて減る。
そして、それにつられてセルライトも減る。
詳しくは、こちらの記事をお読みいただきたい。
| 体幹トレーニングをダイエットに上手に使って、上手に痩せよう!! |
7.燃えない脂肪はない
セルライトは、
- 燃えない脂肪
と言われている。
しかし、体の仕組みを使えば、燃えないはずの脂肪もきちんと燃える。
体にとって必要であれば、燃えないと言われていても、体が燃やしてくれる。
ご紹介した方法は、かなりきついエクササイズ、運動が必要だが、それにより体の仕組みを利用することが出来る。
大きく減らして、部分も減らす。
あなたを悩ますセルライトは、確実に消えていく。
8.まとめ
セルライトをなくしたいが、ややこしいのはいやな方にお勧めの方法をご紹介した。
セルライトそのものを除去する方法ではないが、体の仕組みを利用しているので確実に除去できる。
間接的な方法だが、効果は高い。
セルライトを簡単にとりたい、という方。
是非、ご紹介した方法をあなたの生活に、プログラムに取り入れてみていただきたい。
そしてお続けいただきたい。
必ず良い結果を手にすることができる。
お約束する。