ダイエットにも、ダイエット後の体型維持のメニューとして最適なフロントブリッジの方法をご紹介する。
1.フロントブリッジの具体的方法
フロントブリッジの具体的な方法をお示しする。
- 両肘を床につき、上体を支える
- 両足を閉じて、爪先を床に立てる。このとき、バランスがとれなければ、両足を肩幅程度に広げてもよい。
- 背中からつま先までが一直線になるようにする。
- この姿勢を自分で決めた時間、動かないように維持する。
- 上の1.~4.までを一セットとし、セット間に30秒程度のインターバルをいれ、5セット行う。
- 一日一回、空腹時に行うのが望ましい
1-2.保持時間
上の4.で、「自分で決めた時間」とある。
これは個人差がいろいろとある。
普段あまり体を動かしていない方はまず十秒から始めることをお勧めする。
さきの姿勢をとり、ゆっくりと十かぞえる。
すなわち十秒保持を、インターバルをはさみながら5セット行う。
もし十秒できつくなかったら、翌日は二十秒にのばしてもよい。
慣れてきたら、十秒を二十秒、二十秒を三十秒という感じで増やしていく。インターバルとセット数は同じだ。
そして、とりあえずの目標として、一分保持を目指す。
すなわち一分間保持を、インターバルをはさみながら5セット行う。
一分保持に慣れてきたら、時間を延ばす代わりにセット数を減らす。
- 一分間保持×5セット
- 二分間保持×2セット
- 三分間保持×1セット
という具合だ。もちろん、三十秒単位で構成してもかまわない。
なお、時間を延ばしてセット数を減らすタイミングだが、それまでの時間、セット数に飽きてきたら検討する。非常にアバウトな基準だが、この程度で充分だ。
また、上の例では「一分間保持×5セット」のつぎに「二分間保持×2セット」が来ており、トータル時間が減っている。
筋トレもそうだが、少ない回数(短い時間)でセット数を多くこなすよりも、一回あたりの回数を多く(長い時間)してセット数を減らして集中したほうが効果が高い。それと同じイメージだ。
もっとも、ここらへんは個人差が大きいので、参考にしていただければと思う。
1-2.一日の実施回数
「1.」の6.で書いたが、一日一回でよい。
一日一回で効果は充分に現れる。
時間があれば二回、三回実施することはもちろんかまわない。
筋トレを行っている方であれば、筋トレを行うときに実施すればよい。
さらには、ここまでお読みいただいてお分かりだと思うが、フロントブリッジに必要な時間はたいしたものではない。せいぜい10分だ。このように、必要な時間が短いのもフロントブリッジの特徴だ。
最後に
簡単な動作、姿勢であるが、実際にやってみるとかなりきつい。
初めから無理はせずに、なれたら少しずつ保持時間やセット数を増やしていただければよい。
もっとも、きついとは言ってもたかだか数分間だ。回数も少ない。
大変だとは思うが頑張っていただきたい。
少しずつ続けていただければ、かならず良い結果を得ることができる。お約束する。