なぜフロントブリッジはダイエット効果が高いのか?

本ブログでは、ダイエット方法の一つとしてフロントブリッジをご紹介している。
ここでは、フロントブリッジを行った時のダイエット効果についてご紹介する。

フロントブリッジの具体的な方法は、「ダイエットやダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。

1.フロントブリッジは体幹の代謝を促す

フロントブリッジは、体幹トレーニングの一つだ。
体幹トレーニングは、その名の通り体幹部の筋肉を鍛えることを目的とする。
すなわち、筋トレの一種である。

しかし、いわゆる筋トレと異なるのは、その鍛える対象となる部分だ。
鍛える対象としては、いわゆる「体幹部」と呼ばれる部分の筋肉が該当する。
この体幹部とは、特定の部位を指すのではなく、両手、両足を除いたいわゆる体幹を構成する要素の総称である。
そして体幹トレーニングで鍛えるのは、外側からは内側の筋肉ということになる。

じつは、この内側の筋肉は非常に鍛えにくいと言われている。
例外はバーベル等を用いた荷重トレーニングだ。
荷重トレーニングであれば体幹部も鍛えられる。
つまり、荷重トレーニングでは、加えられる荷重を支えなければならないため、自然と鍛えられるのだ。
しかし、自分の体重を利用した自重トレーニングでは限界がある。

そこで登場するのが体幹トレーニングだ。
体幹トレーニングは、表面から鍛える方法に対して、内側から鍛えることができる。
この体幹トレーニングをダイエットに利用しようというわけだ。

そして体幹トレーニングのメニューの一つである、フロントブリッジを行うことで効率的なダイエットが実現できる。
効果については、「ダイエットを食事制限で120%成功させる方法」「ダイエットでリバウンドしない方法」をお読みいただきたい。

2.なぜフロントブリッジは効果が高いのか?

では、なぜこんな単純な方法で痩せるのだろうか?

2-1.刺激する範囲と代謝

まず考えられるのが、刺激する範囲が広いことだ。
フロントブリッジの姿勢は、腕立てのような姿勢だが、体のもっとも広い範囲が地面とほぼ平行になる。さらに、地面との角度も腕立て伏せより小さいので、より広く負荷が掛かることになる。

これにより体の広い範囲が刺激され、範囲が広いが故に広い範囲の代謝が促進される。そのため、狭い範囲を刺激した場合よりも大きく代謝が確保されるため、使われる脂肪の量も多くなる。使われる脂肪が多いため、減量につながる。

2-2.刺激の度合いと代謝

狭い部分を強烈に刺激するよりも、広い範囲を緩やかに刺激した方が確保される代謝は大きいようだ。今回取り上げているフロントブリッジは、緩やかな刺激が得られるため大した運動量では無いように感じる。

しかし「きつい」動作、たとえばサイドブリッジを行うよりもはるかに効率的に代謝が確保される。これはほかの体幹トレーニングを実施した場合で異なる結果が出たソレガシの経験だ。

2-3.他の部位からも脂肪が使われる

さらには、広い部分の代謝が活発になるので、刺激した部分以外の脂肪も代謝に動員される。フロントブリッジを続けていると、腹部のみならず指や顔の脂肪も薄くなるのが認識できる。

3.食欲が抑制される理由と無意識の食事制限

フロントブリッジにより体幹部を広く、大きく刺激すると、体の代謝が広く、大きく促進される。
その結果として蓄積されている脂肪が代謝に動員されるようになる。
この脂肪の動員は、フロントブリッジが最も効率がよい。

先も書いたが、サイドブリッジはフロントブリッジよりもきつい部類に入るが、サイドブリッジでは食欲が増進してしまい、終了直後に糖質を食べたくなってしまう。
ところが、フロントブリッジではそういうことは起こらない。

そして、食欲の抑制は夕方まで続き、結果として昼食、十時、三時の二度の間食も取らなくて済んでしまう。
すなわち、無意識の食事制限が実現されるのだ。
さきの昼食、十時、三時の二度の間食を取らなくても、意欲の減退とか、気力後進などは一切ない。

むしろ、食後に襲ってくる眠気を感じることがないので、食事を摂っていた時よりも有効に時間を使うことができている。

まとめ

以上、フロントブリッジのダイエット効果についてお示しした。

フロントブリッジによる代謝の促進は、それだけでもダイエット効果があるが、それにより誘発される食欲の抑制と無理のない食事制限により理想的なダイエットが実現される。

あなたも是非フロントブリッジで自然な食事制限を実現してほしい。そして、痩せる楽しさを実感していただきたい。

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