粉瘤(ふんりゅう)をご存じだろうか。
虫に刺されたでもないのに、皮膚の一部が膨らんでくる症状だ。
ふくらみが大きくなると衣服などに触れて、擦れると不快感や痛みを感じる。
粉瘤は、皮膚の下に袋が出来て、そこに垢やらなんやらが溜まることでできる。
ここでは、ソレガシの粉瘤体験をご紹介する。
1.粉瘤
皮膚の一部が、なんとなく膨らむ。
最初のうちは気にならないのだが、少しずつ大きくなってきて、衣服などにふれるようになると、擦れて不快感や痛みなどを感じるようになる。
ソレガシは、首の左後ろ、耳の斜め右下に出来た。
ワイシャツの襟が当たり、違和感や痛みを感じてようやく気がついた。
心当たりはないし、なにより、首の後ろが膨らんでいるので、さすがに心配になる。
とりあえず、病院に行った。
2.皮膚科を受診
粉瘤では、二回病院のお世話になっている。
一回目は、かかりつけではない病院に行った。
そのときは粉瘤ということは告げられず、抗生物質と鎮痛剤を処方された。
程なくして膨らみは消えた。
3.再発
その後、何回か再発した。
ワイシャツの襟が当たる部分に違和感を感じるので、出来たことに気が付く。
再発のたびに、襟が直接当たらないようにばんそうこうを貼ると、自然に小さくなる。
ところが、何回目かに再発した時は、ばんそうこうを貼っても小さくならなかった。
らちがあかないので、今度はかかりつけの外科に行った。
4.膿を吸い出す
かかりつけの外科で相談したら、膨らみをみたドクターはすぐさま
- ああ、これは粉瘤だね
と言われた。
切開して膿を出せば治るが、その前に検査をしなければならない、と言われる。
そんなに待てない旨を告げると、取りあえずの処置として、注射器で中の膿を吸い出してくれるという。
吸い出した後の注射器を見せてもらうと、濁ったクリーム色の膿に血液が混じっていた。
吸い出す前にドクターが
- 気分が悪くなるかもしれない
と言っていたのが見事的中し、処置後すぐに血の気が引いてくるのを感じたので、少し休ませてもらったのを覚えている。
それ以来、幸いにも再発していない。
いずれにしろ、何もしていないのに皮膚の一部が膨れてきたら、皮膚科、外科の受診をお勧めする。
5.感染、炎症
粉瘤(ふんりゅう)でググると、いろいろなサイトがヒットする。
いくつかを拝見してわかったが、どうもソレガシのケースは、バイキンが入り込み、炎症を起こしていたようだ。
だから、膿がたまっていたのだ。
さらには、感染し、炎症を起こすと、袋がなくなる
そして切開できないらしい。
だから、注射器で膿を吸いだしたのだ。
きちんと切開して処理していないにもかかわらず、その後、再発していない理由が判らない。
感染し、袋が破壊されたのだろう。
善し悪しは別として、結果オーライだ。
いずれにしろ、早めの皮膚科、外科受診をお勧めする。
6.まとめ
ソレガシの粉瘤(ふんりゅう)体験をご紹介した。
ソレガシのケースでは、いずれの場合もバイキンガ入り込み、炎症を起こしていたようだ。
皮膚の一部が膨れていたら、皮膚科、外科の受診をお勧めする。
皮膚の一部が膨らんできて気になる、という方。
参考にしていただきたい。