口呼吸をご存じだろうか。
鼻で行う呼吸を、口で行う。
喉の乾燥や、口臭の原因となる厄介なものだ。
意識して口を閉じても、いつの間にか口が開いている。
特に厄介なのは睡眠時だ。
睡眠時は意識して口を閉じることが出来ない。
一晩中口で呼吸したりしている。
朝起きて
-
- 喉が痛い
原因は、風邪によるものもあるが、口呼吸によるものも多い。
ここでは、やっかいな口呼吸を治す方法をご紹介する。
1.口呼吸の原因
実は、原因はいろいろとある。
鼻に関する疾患によるものなどいろいろだ。
そのいろいろある原因の一つに
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- 舌の位置が正しくない
というのがある。
2.舌の位置
舌の正しい位置は、口を閉じた時に
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- 先端が上の前歯の裏あたり
にある。
そして、舌の真ん中あたりが、口の天井にくっついている。
これにより、舌は喉を塞ぐ形になっている。
つまり、のどが外気に直接触れるのを防いでくれている。
3.舌の筋肉
舌が正しい位置にあるかどうかは、
-
- 舌の筋肉
に関係する。
子供のころは、舌の筋肉がきちんと機能しているので問題ない。
しかし、加齢と共に舌の筋肉が衰えてくる。
筋肉が衰えると、舌の位置がだんだんと下がる。
下がることで、口の中に隙間ができ、のどが外気に直接触れるようになる。
口呼吸の始まりだ。
4.舌の筋肉を刺激する
口呼吸が、舌の筋肉の衰えによるものであれば、舌の筋肉を刺激すればよい。
方法は簡単だ。
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- 舌の先をあごにつける感じで思い切り突き出す。
- あごにくっつけとばかりに、思い切り突き出す。
- そして、突き出したままゆっくり10を数える。
- 途中、力が抜けてくるので、意識して突き出し続ける。
- 10数えたら舌を引込めて、ゆっくり10数える。
- これを1セットとして、5セット行う。
- 朝、昼、晩の一日3回行う。
- そして、続ける。
とにかく、続ける。
5.続ければ効果が出る
今日はじめたから、明日からばっちり、というものではない。
続ければ、効果は確実に出る。
一回につき、2分から3分程度。
一日三回で、15分。
一日15分時間を取れば、口呼吸は治せる。
6.まとめ
口呼吸を治す方法をご紹介した。
舌の位置が正しい位置にないと、口呼吸になりやすい。
ご紹介した方法は、舌の位置を修正することで口呼吸を治す。
口呼吸が治れば、のどの乾燥を防ぐことができるし、口の中の乾燥も防ぐことができる。
口で呼吸するクセが治らない、という方。
参考にしていただきたい。