大バッハが怖すぎる!!

ウシマツです。

バッハについて書きました。

偉大な作曲家であるバッハ。
300年以上前の人。
にもかかわらず、なぜ今日も有名なのか。

考えてみました。

半端ない怖さ

怖さが半端じゃない
怖すぎる。
こんな人が何百年も前にいたなんて異常すぎる。

なにが怖いのか?

この人の、見切り方というか、線の引き方というか。
限界がないところというか。

BWV1032というフルートとチェンバロのためのソナタがある。
フルート好きならたいてい知っている曲だ。
楽譜が一部現存しないことでも有名だ。

余白に書かれた完璧

しかし、この曲は実は別の面でも有名だ。
なんと、別の曲が作曲されている五線紙の余った部分に作曲されているのだ。
紙で言えば、余白だ

よく画家が余白に練習することがある。
それらは「習作」として貴重な資料とされる。

しかし、バッハは練習ではない。
完璧な作品を余白に作っているのだ。

余白はあくまで余白である。
なんでそんなところに、ああいう立派な作品が作れるのかがわからない。

「いいアイディアが浮かんだが、近くに適当な紙がなかったので、そこにあった余白に書いた」
系だ。

余白で十分、か?

といっても、二、三分の曲ではない。
二十分くらいのしっかりとした曲だ。
だから、習作ではなく、完璧な作品だと言ったのだ。

その楽譜がWEBで公開されている。
ググれば出てくる。
大きな五線紙の下、三段だけ使われている。

もっとも、バッハは非常な倹約家であったことでも有名だ。
この曲に限らず、五線紙の余った部分は大事に使ったらしい。
だとしても、きちんとした作品を作って、その五線紙が余ったからといってまたすごい作品を作ってしまうのはスゴすぎる。

こんないい曲が余白に作曲されたとは。
バッハ恐るべしすぎる。

以上、バッハのすごさに夜も眠れないウシマツでした。

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