電子辞書が普及して久しい。
調べたい語句を入力するだけで、意味などが分かる。
いちいち分厚い辞書を引く必要がない。
しかし、多くの電子辞書は、フタをあけないと入力ができない。
ここでは、片手ですべての操作ができる電子辞書をご紹介する。
1.電子辞書
電子辞書が普及して久しい。
電子辞書は、重たい辞書を持ち歩くことなく、知りたい意味をすぐに知ることができる、非常に便利なツールだ。
ソレガシも電子辞書をしばしば使う。
2.シャープのブレイン
ソレガシは、シャープのブレイン「PW-AC10」という機種の電子辞書を、かれこれ五年くらい使っている。
電車等で立っているときに英文を読んでいて、わからない単語を素早く調べるために入手した。
3.PW-AC10
外観は、ほぼブラックベリーで、画面の下にマイクロ(?)キーボードがついている。
といっても、FキーとJキーに何の印もないが。
手の大きさにもよるが、成人男性であれば、片手ですべての操作を行うことができる。
もちろん、
- フタの開け閉め
や、
- 片手で本体を支えながら入力
などということはない。
片手ですべての操作ができるのがPW-AC10の最大の特徴だ。
4.選んだ理由
ソレガシがPW-AC10を選んだ理由は、
- 片手で操作できる
- 胸ポケットに入る
の二つだった。
英文を読んでいて、分らない単語が有ったら、すぐさまポケットから出して調べることができる。
電源のオン・オフはもちろん、すべての操作を片手で出来るのは、ものすごく助かる。
片手で操作できるので、本などを閉じなくてよい。
さらに、
- 軽い
のもメリットの一つだ。
シャツの胸ポケットなどに入れっぱなしにしても、それほど気にならない。
いつでも持ち歩ける。
5.いつでも使える
ソレガシは、年に数回だが、日本語はほとんどしゃべれないが、英語はしゃべれる、という方々と一緒に仕事をする。
ところがソレガシは、単語力がそれほど多くない。
そのため、日本語で普通にしゃべっている内容がすぐに出てこないので、困ることがある。
しゃべる内容をあらかじめシミュレーションして臨むのだが、そんなときにPW-AC10があると、さっと単語を引けるので便利だ。
片手で操作できるし、終わったらポケットにさっとしまえる。
気になる単語が頭に浮かんだら、もちろん、即座に調べることができる。
本当に便利だ。
6.デメリット
使い勝手が良く、非常に助けられているPW-AC10だが、デメリットもある。
6-1.画面が小さい
まず、画面が小さい。
片手で持てる大きさなので当たり前なのだが、そのためにスクロールしないと、全ての情報が把握できない。
6-2.英語は、ジーニアスだけ
PW-AC10は、一番古い機種なので、英和は、ジーニアスの第四版、和英は、ジーニアスの第二版しか入っていない。
ジーニアスという辞書に、不満をお持ちの方や、深い学習機能を辞書に求める方にはおすすめはできないが、そうだとしても何も無いよりは、はるかにましだ。
単語の意味と、一つ、二つの例文があれば、ポータブルとしては十二分の機能だ。
なお、これ以降に発売された機種には、和英が第三版になっているものや、オックスフォードの英英も入っている機種がある。
7.ジェム
かつては、ポータブルな英和、和英というと、
- デイリーコンサイス
- ジェム
などがあった。
これらは、必要最小限の情報が掲載されて、当時は非常に重宝した(もちろん、まだ販売されているが)。
しかし、PW-AC10を使ってしまうと、これらの存在がかすんでくる。
PW-AC10は、それらをはるかに凌駕してくれている。
8.辞書には辞書の良さ
もちろん、普通の辞書には、電子辞書にない良さがある。
電子辞書だけでは物足りないし、普通の辞書では持ち運びに不便だ。
それぞれを、それぞれ同士が補うような形で、上手に使い分けていきたい。
9.まとめ
シャープのブレインPW-AC10は、片手で操作できる電子辞書だ。
電源のオン・オフはもちろん、入力もすべて片手でできる。
わからない単語に出くわしたり、出てきてほしいときに単語が出てこないときに片手でさっと調べられるのは、本当に重宝する。
収録されている辞書に制限はあるが、学習辞書としては物足りないが、ポータブル辞書としては全く問題ない。
片手で操作できる電子辞書をお探しの方。
参考にしていただきたい。