Readyboostで鈍足マシン体感速度向上記

ウシマツです。

readyboostの使い方について書いています。
どのように使うと有効か。
どういうマシンに有効か。

結論としては、ふた昔以上前のUSBが使えるマシンには有効です。

なお、vista,windows7,windows8がストレスなく動いているマシン。
こういうマシンには、readyboostは使う意味はありません。

Ready Boost(レディー・ブースト)が神っぽい

一時期流行ったReady Boost(レディー・ブースト)。
ググると関連サイトが沢山ヒットする。
使える使えないは、ひとそれぞれ。

少なくとも、非力マシンであれば十分に復活する。
たとえば、vistaをインストールしたことを後悔できるマシンであれば、十分に威力を発揮する。

ReadyBoostで化石マシンが何となく使える

ソレガシは、CF-W2という化石マシンに適用した。

CPUはPENTIUM 1Ghz、OSはVISTA BUISINESS。
搭載メモリの上限は512MB。
すなわち、512MBを越えてのメモリ拡張はできない。

viataのインストールを十分に後悔できる典型と言ってよい。
動作は「ストレスを感じる」などというやわなレベルではない。

「気がついたらwindowが開いていた」
という境地。
もはやなすすべがない状態。

マシンに制限があって、GBレベルにメモリ拡張ができない

さらにこの時代、GBレベルへのメモリ拡張ができないことは、純廃棄物を意味する。
しかし、資金がないので、あるものでなんとかしたい。

そこで、readyboostによるメモリ拡張を試みる。

READY BOOSTには2GBのUSBメモリを使用。
十年前のものだ。
なので、USB2.0のはず。

なお、「ストレス」についても簡単に触れておく。
目的のアクションをクリックして、おおむね3秒以内に起動すればストレスなし、とする。
ま、いまどきのマシンで3秒なんてのは、亀と同意だが。

「数秒=フリーズ」と考えてる方。
もちろん、お勧めしません。

1.READY BOOSTの準備

フォーマットはFAT32。
NTFSではREADY BOOSTとしては使用できなかった。
そのため、フォーマットし直した。。

マイコンピュータでUSBメモリのプロパティを確認。
READY BOOSTタブを選択。
そこで使用できない場合は、これ(フォーマット形式)を疑う。

FAT32でフォーマットし直す。
READY BOOSTタブで確認。
使用できる可能性は高い。

2.READY BOOSTの結果

体感速度は向上。
マシン起動後、コントロールパネルが開くまで数分(数秒ではない)かかっていた。

それが使用後は、コントロールパネルが数秒で開く。
もっとも、「サクッ」ではない。
ヒト呼吸おいて、「よいっしょっ」という感じで開く。

しかし、十分の速度だ。
完全に人によるが、ソレガシには十分だ。
文字変換も十分に使える。

ブラウザ周辺も使用に耐えうる速度。

3.READY BOOSTの結論

搭載メモリの上限が1GB未満のマシンには十分使える。

ケーススタディーとしては、次のような場合。

搭載できるメモリ容量に上限が存在するマシンが身の回りにごろごろしている。
しかし、メモリを買う資金は無い。
というより、買えるメモリが存在しない。

しかし、数GBレベルの使わないUSBメモリやSDカード類が手元にある。
そして、マシンはUSBやSDカードが使える。

これらの環境には非常に強い手段となる。
すなわち、搭載上限を越えてメモリを搭載できることと同義となる。

これらのケースにはお勧めできるかもしれない。

当然、GBレベルに拡張できるマシンには不要。
そういうマシンは資金を捻出し、拡張した方がよい。

READY BOOSTをさらに実験

次は、もっと古いマシンで実験予定。

CPU速度 1GHZ未満、最大搭載メモリ1GB未満のマシンで実験します。
お楽しみに。

・・・つーか、古いマシンばっか集めてどうすんだ?

おっと、ちなみに、USBハブを使うと、どれか一本だけが有効になります。
ご注意を。

ウシマツでした。