筋トレを利用してダイエットを120%成功させる方法

あなたはダイエット目的で筋トレに励んでいるが、その効果に今一つ疑問を持っている。

なぜなら、ハードでつらい割に、本当に痩せているのかどうかわからない。さらには、食欲が増している。筋トレをした結果なので健康的なのだろうが、減った分増えているようで、複雑な感じだ。

結論をいうと、いわゆる筋トレによるダイエットは効率が悪い。これは、ダイエットのメインターゲットが何かがよくわからず、手探りで行ってしまっているのが原因だ。

つまり、ダイエットのメインターゲット攻略方法をきちんと理解すれば、こなすべきメニューと、そこから得られる結果の利用方法がわかり、効率よく確実に痩せることができる。

ここでは、ダイエットのメインターゲットをきちんと攻略できる方法をご紹介する。


1.筋トレをダイエットに利用する

筋トレはダイエットに利用するためのツールだ。なぜなら、ダイエットには攻略すべきターゲットが明確に存在しているからだ。

1-1.ダイエットのメインターゲット

それは、体内に蓄積された脂肪だ。そしてこのメインターゲットを減量させることがダイエットの主目的である。この脂肪の減量には大きく分けて三つある。

  • 吸引
  • 切除
  • 消費

先の二つは、専門技術者による外科的な措置が必要となるので自分で行うのは不可能だ。そこで、ここでは最後の「消費」により脂肪の減量を試みる。

1-2.脂肪の消費

蓄積された脂肪の消費には、代謝の確保が欠かせない。すなわち、蓄積された脂肪を優先的に代謝に動員するようにし向けるわけだ。そしてその確保の手段として

  • 食事制限
  • 低カロリー食
  • 筋肉刺激(筋トレ)

などのメニューがある。これらはみな、代謝を確保し、蓄積された脂肪を優先的に代謝に動員することを目的としている。

1-3.脂肪消費時の問題点

しかし、ここで問題がある。というのは、太りやすい人、もしくは現在太っている人は、蓄積された脂肪を優先的に代謝に動員するという、脂肪消費に必要な体内システムがスムーズにスタートしない傾向がある。

そのため、食事制限や低カロリー食の摂取を行っただけでは激しい空腹感にさいなまれ、最後はそれを我慢したストレスの解消としてドカ食いという結果に到達し、リバウンドに至る。

1-3-1.適度な運動が陥る負の連鎖

一方、このリバウンドに至る「負の連鎖」を避けるため、食事制限や低カロリー食を用いる際に「適度な運動」が奨励される。ところが、これがまたクセモノだ。生半可な運動は中途半端に代謝を促進してしまうので空腹感が助長され、最後は負の連鎖に行き着く。

1-4.筋トレによる体への刺激

そこで筋トレが登場する。
筋トレは、体に刺激を与えて、代謝を促す。筋トレだけ、もしくは食事制限や低カロリー食と組み合わせて代謝を促進し、先の「蓄積された脂肪を優先的に代謝に動員する」ことを目的とする。

ところが、この筋トレで刺激を与える部位と、その範囲の広さにより代謝の促進状態が異なる。

1-4-1.刺激範囲の広さ

いわゆる腕立て伏せや、腹筋、スクワットなどの筋トレは、その刺激している部位が腕、足、胴体の表面であり、体全体に占める割合が小さい。小さいが、その割には負荷がかかる。

そのため、その周辺の脂肪は利用されるが、利用される脂肪が少ないので、外部からの栄養の取り込みが要求され、空腹感が誘発されるため負の連鎖につながっていく。

ただし、この場合は筋肉に刺激が与えられているので代謝が確保されるため、リバウンドに至ることはほとんどない。しかし、きつい割に効果が見られないことにいらだちを覚えたりする。

1-4-2.筋トレによる体への刺激を広い範囲で確保する方法

以上のことから、体への刺激を広い範囲で確保することができれば脂肪を大きく消費できることが予想される。予想されることはわかるが、そのような方法は果たしてあるのだろうか?

実はある。存在している。その方法として、体幹トレーニングという筋トレメニューの一つ、フロントブリッジを用いる。

フロントブリッジの詳しい方法は「ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。
さらに、フロントブリッジの効果については、「ダイエットを食事制限で120%成功させる方法」「ダイエットでリバウンドしない方法」をお読みいただきたい。

2.フロントブリッジによる代謝促進とその効果

フロントブリッジを行うと、代謝が促進されることで空腹感が消失し、その結果として食欲の抑制が実現する。この食欲抑制という結果を利用して、一食抜くという食事制限を行う。

2-1.フロントブリッジによる食事制限

具体的な食事制限として、昼食を一食抜くという食事制限を実施する。もちろん間食もしない。というか、食べたくないので間食をする気にならない。

そのかわり、朝、夜は通常通りの食事を行う。ここで注意していただきたいのは、低カロリーメニュー、低カロリー食の導入等は一切行わない。量の削減等も行わない。

なぜなら、それらの導入、採用により食のストレスが蓄積され、それが後に重篤な問題を誘発するからである。そういった危険因子は一切排除する。なお、昼を抜くのは、朝、夜の食事で「食べる満足感」を得るためである。

2-2.いわゆる食事制限の問題

いわゆる食事制限というと、

  • 我慢
  • ストレス
  • つらい

などが連想される。しかし、フロントブリッジの結果による食事制限は、食欲が抑制された結果として行うものなので当然、我慢などはいらない。おなかがすいてないから食べないだけだ。

さらに、いわゆる食事制限は、我慢などのストレスを伴う。栄養障害なども引き起こす可能性がある。

しかし、フロントブリッジによる食事制限は、朝、夜に普通の食事を行うので栄養障害などを引き起こす可能性はない。まさに、理想形に近いダイエット方法と言える。

2-3.どうしても食べたい

フロントブリッジをしてもなお「食べたくないのだが、食べないとおさまらない」という方がいると思う。そういう時にはコーヒーや紅茶などをブラックもしくはストレートで飲むことをお勧めする。空腹感が癒され落ち着く。

3.ダイエットの理想形

理想のダイエットは、ストレスなく、蓄積された脂肪を優先的に代謝に動員する方法だ。しかしながら、いまのところこれを完全に満足するダイエット方法は存在しない。

今回ご紹介した、フロントブリッジを行った結果を利用し、食事制限をストレスフリーで実現する方法は、この理想形に近い方法だと言える。

ソレガシはこの方法を始めて二年になる。この二年間、食のストレスはもちろん無く、加えて確実に痩せることができている。

まとめ

フロントブリッジにより実現される食事制限は、全くのストレスフリーだ。それは 蓄積脂肪の積極的な代謝動員による食欲抑制と、その結果を利用して食事制限を実現しているからだ。

つまり、フロントブリッジにより実現される食事制限は、理想的なダイエットであるといえる。

あなたも是非この方法を行っていただきたい。必ず良い結果が得られることをお約束する。