ダイエットと食事制限

ウシマツです。

ダイエットと食事制限。
食事制限は我慢ということ。
しかし、食欲は本能。
抑えたくてもなかなかいうことを聞いてくれないもの。

その食事制限を、我慢ではなく、
「食べなくてもいい」
と思わせてくれるようになると楽ですよね。

ソレガシは、フロントブリッジでこれを実践してます。

食べるの大好き


ソレガシは食べるのが好きだ。
自分の食べたいものを好きなだけ、時間無制限で食べる。
これほどの幸福はない。

しかし、一方で太りやすい自分もいる。
アメ、キャンディーなど、甘いものはすぐに身になる。
出なくていい部分が出てくる。

非常に怖い。

そして、ブサイクのくせに、見た目をきにする自分がいる。
出なくていい部分(腹)が出るのが非常に気になる。

食べたいけど、出るのが怖くて、食欲が抑えられる。
すなわち、食べるのを我慢する。

あとが怖い


我慢は、ストレスを意味する。
すなわち、食べたいけど、出るのが怖くて、食べたくなくなるのは、ストレスだ。

ストレスは、必ずあとから形を変えて噴出する。
ストレスの原因を満たす形で噴出する。
それも、その噴出は反動を伴う。

ゆるやかに出てくれればいいのだが、そうはいかない。
なぜか反動を伴い、原因の一割り増し、二割り増しででる。
そうやってバランスを保つのだ。

バランスは保たれる


バランスは必ず保たれる。
これは、どんなものでも同じだ。

ストレスがあれば、それを解放するものがある。
抑えたら、抑えた分以上に解放される。
抑えたものと反する形で解放される。

食のストレスは、ドカ食いという形で解放される。
食べないの反対は、食べるだ。
我慢したら、我慢しただけの量を食べる。

ところが、なぜか我慢した量よりも多い。
一食抜けば、1.5食くらい食べてしまう。
そして、食べた分は必ず身になる。

食べたい、が抑えられない


食べたい、を抑えるのは非常につらい。
分泌される唾液を感じながら、食卓を後にする。
体は、食を欲しているままで。

反動は生じる。
買い置きしておいたお菓子の袋を手にしてしまう。
バリバリ食べ始める。

爽快だ。
快感だ。

気がつくと、二袋、三袋とあいている。
小分けの袋の数ではない。
大袋が二つ、三つだ。

もはや止めるすべはない。
完全なる悪循環だ。

なぜ食べたくなるのか?


食べるのを抑えるには、なぜ食べたくなるか、を考えた方がいい。

といっても、ソレガシは医者ではない。
だから、詳しいメカニズムはわからない。
しかし、経験を子細に見ると、次のような感じだ。

どんなことでもエネルギーが必要だ。
それは、食べたものを消化する場合も。
必要な代謝を行うためにも。

食べることは、エネルギーの補給を意味する。
そして、同じ機能を生体はもっている。
それは代謝だ。

代謝が原因だ

生体は、代謝を行うことで必要なエネルギーを産生する。
この代謝には、

  • 外部から取り入れた原料
  • 自分が蓄えている原料

それぞれを使う、二通りがある。

外部から取り入れるのは、食事だ。
食べる行為だ。
食のストレスの原因でもある。

たとえば、食事の後に、デザートをとる。
間違っても、こんにゃくや味のしない寒天だけを食べることはしない。
必ず、甘いものだ。

なぜ、食事をしたにもかかわらず、甘いものが欲しくなるのか?
これは、こう考えると納得がいく。

別腹を考える

食事をすると、消化しなくてはならない。
そのために、エネルギーが必要となる。
ところが、消化には平時よりも大きなエネルギーが必要となる。

ところが、食事直後はまだ代謝が始まっていないので、エネルギー不足となる。
それを脳が主張する。
だからそれを補うために、デザートで甘いものをとる。

甘い味の代表は糖だ。
糖は、エネルギーの塊だ。
だから、甘い味を感じると脳が落ち着く。

もっとも、数分たてば代謝が活発になるので必要はなくなる。
「親が死んでも食休み」といった。
おそらくこのことを表しているのだろう。

いずれにしろ、デザートの「甘さ」で脳の興奮を抑える。

一方、自分が蓄えている原料を使う方法。
代謝だ。
自分の蓄えている脂肪という原料を使う。

この両者、実はやっていることは同じだ。
糖分や脂肪を分解してエネルギーに変える。

そして、使われないものは、脂肪として蓄える。

ところが、決定的な違いが一つ有るようだ。
食べたものは、とりあえず代謝に利用される。
ところが、蓄えているものを利用する方は、なかなか始まらない。

どうも、生体は、外部から取り入れるものの処理の方が始めやすいメカニズムになっているらしい。
蓄えているものを利用するのは、後回し、という感じだ。

たくわえを使うのは、あと

これは、食べることができない場面を考えてみればわかる。
なんらかのトラブル等で食事ができない場面に遭遇する。
そのようなとき、生体は蓄えているものを利用して生命を維持する。

蓄えているものを利用するのは、いわば緊急時の方法だ。
だから、平時はその機能が発動しない。
というより、発動しにくくなっているというほうがいいだろう。

そして、ソレガシのように、いわゆる太りやすい人は、痩せている人よりもその機能がより発動しにくいようだ。
だから、同じ代謝でも食べることに依存してしまう傾向卯があるようだ。

そして蓄えやすくなり、それが増加につながる。

蓄えてるものは、使われにくいらしよ

こう考えてくると、
「緊急時のために、蓄えておいて方がいいだろう」
ということになる。

たしかにそうだ。
しかし、やはり限度がある。
病の原因になるように蓄えるのではよくないだろう。

代謝を利用したダイエットは、この緊急時の機能を平時に発動させる。
その発動装置の一つとしてあるのがコアトレーニング(コアトレ)だ。

蓄えているものを使う機能を発動せよ!!

コアトレでからだの表面ではなく、深い部分すなわち体幹を刺激する
深い部分の筋肉を刺激し、深い部分の代謝を促す。

コアトレを行うと、表面の鍛錬(いわゆる筋トレ)よりも、代謝が激しく行われるようだ。
その結果として、エネルギーの産生が活発になり、外から摂取しなくても済むようになる。

摂取しなくてもいいので、空腹感が抑制される。
結果、食欲も抑制されてしまう。

これは、食べるのが怖くて食べないというような、我慢ではない。
体自身が食べることを必要としていないのだ。
我慢しなくても、食事を制限できてしまうのだ。

では、その原料は何が使われるのか?
蓄えている脂肪などだ。
またその使われ方が半端ない。

我慢のない、食事制限でストレスフリー!!

半端ないので、太らない方向へ体全体がシフトする。
特に食事制限をしなくても、普通の食生活をしていれば痩せる方向へ進む。
これが、コアトレーニングダイエットにつながる。

コアトレーニングの結果としての、食欲抑制。
そこからの自然な食事制限。
好循環の典型だ。

以上、コアトレ大好き、ウシマツでした。