柴山沼

埼玉県には、沼や池が多いのをご存じだろうか。

かつて氾濫しやすかった利根川、荒川の爪痕がそれだ。

そのひとつが、今回訪れた柴山沼だ。

ここでは、埼玉県白岡市にある柴山沼をご紹介する。


1.柴山沼

埼玉県白岡市にある沼だ。

柴山沼に沿って走る道路を通るたびに気になっていた。

今回(2016 09 27)時間が出来たので、今回休憩ついでに途中下車することにした。

2.平日の昼間

訪れたのが平日の昼間とあって、駐車場はそれほど混雑していない。

釣り人が糸を垂れている。

周囲の田園風景とあいまって、非常にのどかな光景だ。

何があるわけではない。

何があるわけではないが、何となく気になっていた場所だ。

3.スペック

沼の北端に銘板が掲げられている。

周回距離や面積などが記されている。

今回は時間がなかったので記録してこなかったが、次回は記録してこようと思う。

4.駐車場

沼の西側、ほぼ中間の地点にメインの駐車場が設けられている。

台数は10台くらいで、大きくはない。

お手洗い、ドリンクの自販機が設置され、あずまやもあり休憩できる。

案内図が設置されていて、何が整備されているかがわかる。

この駐車場以外にも、沼の周囲にはいくつか駐車場が設置されている。

駐車場というより、駐車スペースという方がイメージしやすいかもしれない。

メイン以外は、駐車台数が2、3台だ。

5.釣り場

WEBで調べてみると、バス釣りの恰好の釣り場とのこと。

釣りをされる方であればよくご存じなのだろう。

その日も、お子さんを四人連れた若いご夫婦が釣りに来られていた。

6.利根川と沼

実は、埼玉県にはこのような池というか、沼がたくさんある

由来は、利根川と荒川だ

かつて利根川、荒川は氾濫しやすい川だった

その利根川、荒川が氾濫するたびに沼を残すのだ

氾濫して、流れ出た水が地盤の柔らかい部分を削る。

削られた後には水が残り、沼や池となる。

浦和の地名の「浦」は、沼という意味を持つ。

沼が沢山集まっている場所なので、浦和なのだ。

今回ご紹介している柴山沼も、その一つだ。

近くを流れる元荒川が、本当の荒川だったころに形成されたようだ。

7.何もないのがよい

正直、釣りをする方以外には、何の用も無い場所かもしれない。

その、何の用もないというのが、なんとなく惹かれる。

何も用事がない場所で過ごす、何もしない時間。

たまにはいいものだ。

8.まとめ

埼玉県白岡市にある、柴山沼をご紹介した。

釣りをされる方でなければ、休憩以外の用事で立ち寄ることはないだろう。

休憩で立ち寄られた際、そのついでにのどかな風景を眺めるのもちょっとした息抜きだ。

埼玉郊外で、ちょっとした休憩場所はないだろうか、という方。

参考にしていただきたい。

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