サンドペーパー(紙ヤスリ)使い方のコツ!!

サンドペーパー(紙ヤスリ)をご存じだろう。木工作品の仕上げなどに使われ、表面をなめらかにする。塗装の前処理にも重宝される。

しかし、こんな経験はないだろうか?

    • すぐに磨けなくなる
    • すぐに破ける
    • ぼろぼろになるのが早い
    • 手が疲れる

などだ。そのため、紙ではない布ヤスリや、棒ヤスリを使うが、使い勝手は紙にはかなわず、結局やめてしまったりする。

ここではそんな、サンドペーパー使い方のコツをご紹介する。


1.基本は脱力

といっても、力を完全に抜くと全く磨けない。サンドペーパーを押しつけずに、表面を軽くこする感じで素早く往復させる。

2.押しつけない

サンドペーパーを押しつけてゴシゴシこすった方が良く磨ける、と思いがちだが、逆だ。

押しつけてゴシゴシこすると、摩擦でサンドペーパーがすぐにぼろぼろになり、破けてしまう。

なにより、磨いているものも摩擦熱で傷んでしまうし、木などだと研磨剤がめり込んだりする。

おまけに、ぼろぼろになったり、磨けない割に手が着かれる、という結果になる。

力を入れず、表面を軽くこする感じで素早く往復させた方がきれいに仕上がる。

3.ブラシ

サンドペーパーを使うとき、あると便利なモノがある。それは

    • ブラシ

だ。使い古しの歯ブラシでもよい。くたびれた靴ブラシなどでもよい。金属のブラシでなければOKだ。

磨き味が悪くなったら、ブラシでサンドペーパーの表面を軽くブラッシングする。目詰まりをとるのだ。

4.ヤスリは目詰まりを起こす

サンドペーパーに限らず、ヤスリと名のつくものは目詰まりを起こす。磨いて出たくずが目の中に入り込んで、デコボコが無くなるので磨き味が悪くなるのだ。

    • 目詰まりをおこしたかな?

と思ったら軽くブラッシングする。目の中に入り込んだくずが取れて復活する。

ブラッシングの際も、ブラシを押しつけない。目の中に入り込んだくずを毛先で掘り出す感じだ。あくまでも毛先だ。

サンドペーパーの場合、どうしても磨いていると研磨材がはがれてしまうので、研磨材がはがれていないかぎり復活して繰り返し使える。なお、ブラッシングで研磨材がはがれることはほとんどない。

5.磨いているモノもブラッシング

磨いているモノもたまにブラッシングするとよい。磨き具合がわかるし、余分なくずも取り除ける。

6.サンドペーパーは手軽でいい

たかが

    • 紙で出来たヤスリ

だが、手軽にいろいろと使えて使い勝手はよい。

木工作品の仕上げや塗装の前処理以外にも、接着面の研磨、さび落としにも使える。

布ヤスリや棒ヤスリでは難しい細かいところにも使えるのがサンドペーパーのいいところだ。もちろん破けたり、ぼろぼろになったりして使えなくなる。

それでもサンドペーパーでしか出来ない作業があるし、なにより簡単に使えるところがよい。

7.まとめ

サンドペーパーは、使い道の広いツールだが、使い方を誤ると

    • すぐ磨けなくなる
    • 破ける
    • ぼろぼろになりやすい
    • 手が着かれる

など起きやすい。

サンドペーパーを上手に使うこつは

    • 軽く素早く
    • 目詰まりをこまめにとる

の二つだ。これらはもちろん、ほかのヤスリにも共通する。

サンドペーパーはどうも、という方、参考にしていただきたい。

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