アウトドア、特にバーベキューでの火起こしが一回で終わるということは少ないと思う。
やはり、二回、三回と火を起こして楽しむことが多いだろう。
一回目はよいが、二回目、三回目に火をおこしていると、
- まだなの?
と、せかされた経験をお持ちではないだろうか?
まだなの、と言われても、手伝ってもらって時間が早まるわけでもないし、本当に困る。
ここでは、アウトドアでの、火起こしのタイミングについてご紹介する。
1.二回目以降はタイミング
二回目以降は、タイミングが大事だ。
以前にも書いたように、炭というのは、火がついて終わりではない。
火が点くのにも時間がかかるが、火がついて、その火が使えるようになるまでに小一時間かかる。
これは、西岡流で着火しようと、そのほかの方法で着火しようと同じだ。
ガスやガソリンのように、
- 点火、着火したら万事完了
ではないのだ。
使える火力にあるまでに、確実に時間がかかる。
そこをきちんと把握してイベントを進めないと、大変なことになる。
ただ、西岡流の方が格段に楽で、省エネであることは代わりはないが。
2.「おなか空いた」では手遅れ
たとえば、
- おなか空いた
- 腹ヘった
と、言うのが仕事のメンバーがいる。
もっとも、そのメンバーが大人であればよいのだが、子供である場合には手が着けられない。
そうなると、お菓子だの、なんだのと、バーベキューとは全く無関係のものに手を出し始め、メインの料理ができた頃には
- おなかいっぱい
ということになる。
まぁ、それはそれでよいのだが、そういうメンバーをほっといて、焼けたものをおいしそうに食べていると、横から
- なんでそんなおいしそうなもの食べてるんだ
とばかりに、自分たちが食べることを放棄したにも関わらず、ワーワーと騒ぎだす。
そのため、そういう騒ぎにならないように、きちんとスケジュール管理をする必要がある。
3.バーベキューは、スケジュール管理がキモ
ここまで読んでいただいてお分かりいただけるように、バーベキューはスケジュール管理がキモだ。
そのためには、
- 火起こしにかかる時間
- 使える火力になる時間
- 二回目以降の時間
を大まかでよいので把握しておく必要がある。
先にも書いたが、まず、火起こしを始めてから、使える火力になるまでに最低一時間はかかる。
二回目以降の火起こしも同じくらいの時間が必要だ。
たとえば、正午に焼き始めるのであれば、少なくとも11時頃から火起こしを始める。
正午に焼き始めて飲み食いすれれば、13時には一段落するだろう。
飲み食いが終わって一通り遊ぶと、16時ころにおなかが空いてくる。
であれば、15時前から二回目の火を起こし始める。
一回目の火が残っているはずなので、その上に炭を積み重ねていけば火が移って、勝手に起こってくれる。
勝手に起こってくれるが、このときも焦ってはいけない。
焦って扇いでも、火は急には大きくなってくれない。
これが炭の欠点であり、長所でもある。
ここら辺は、自然の流れに任せるしかない。
炭を積み重ね始めてから、だいたい一時間だ。
4.ソレガシの場合
先日、バーベキューを行った。
- 現場に八時前に入り、設営
- なんとなく騒ぎだすメンバーがいたので、8時半くらいから一回目の火起こし開始
- 一時間後の9時半くらいから網焼きによる飲み食い開始
- 10時半過ぎ一段落、一通り遊ぶ
- 12時くらいから、二回目の火起こし開始
- 13時くらいから、二回目の網焼きでの飲み食い開始
- 14時くらいに一段落一通り遊ぶ
- 15時くらいから、三回目の火起こしを開始しようとするが、「まだ早いの」声があり、中断
- その後、15時半くらいから三回目の火起こしを開始
- 早くしろ声に焦るが、どうにもならない。
- 16時過ぎから、火力が十分でなかったが鉄板で焼きそばの調理開始
- 火力が弱いという声が出るが、無視
- 16時半前に調理終了、その直後に丁度良い火力になる
という感じで、三回目をのぞいてスケジュール的にはばっちりだった。
5.火起こしのタイミング
この例からお分かりのように、火起こしのスパンとしては、二時間から三時間くらいが目安だろう。
というか、飲み食いして一通り遊ぶと、二時間後にはおなかが空く。
飲み食いが終わって、一時間後くらいには次の準備に取り掛かったほうがよい。
6.茶々入れは火を起こし開始の合図
二回目の火起こしに取り掛かっていると
- もう火を起こすのか?
- まだ早いだろう
などの茶々が必ず入る。
その手の茶々が入ったら
- ありがとー
とかわして作業を進める。
というか、その手の茶々は
- 早く始めろの合図
くらいに取ったほうがよい。
7.万事早めに
ここで
- それもそうだな
などとやめてしまい、茶々を入れた本人から
- そろそろ火を起こしたら?
と言われて起こしても、時すでに遅しだ。
茶々入れ本人から
- まだなの?
と言われても、まだなものはまだなので作業を続けるしかない。
ここで
- あんたの指示にしたがってるから、まだなんだろ!!
などと言ったところで、場がシラケルだけなので、言わないほうがよい。
くれぐれも、早めの開始をお勧めする。
8.キャンプは別
ただ、これがキャンプになるとまた違ってくる。
夜は、昼間のように
- 一通り遊ぶ
というわけにいかないからだ。
キャンプの場合には、また違うスケジュールになる。
9.ガス、ガソリンなどとは違う
ここまででお分かりのように、炭火は、遠赤外線効果などが期待できるが、ガスやガソリン、灯油のように速攻性がない。
- 着火して万事完了
ではないのだ。
そこをきちんと把握して取り組まないと
- いつになったら始められるんだ
というお叱りを受けることになってしまう。
10.アウトドアは、スケジュール管理がキモ
アウトドアは、スケジュール管理がキモだ。
アウトドアというと、
- おおらか
- 自然を楽しむ
- ゆったりとした時間
というイメージがあるが、実はそうではない。
アウトドアは、時間との戦いなのだ。
11.まとめ.
アウトドアでの火起こしは、タイミングが大事だ。
そして、なにより使える火になるまで時間がかかる。
ガスやガソリンのように、
- 着火したら完了
というものではない。
毎回苦労して火をおこしても、楽しい時間が終わる頃になって、まさにいい感じになるので困る、という方。
参考にしていただきたい。
