雲の味

綿菓子のように空に浮かんでいる雲。

見るからに甘そうだ。

しかし、実際のところどうなのだろうか?

ここでは、雲の味について考えてみた。


1.雲の味

結論から申し上げる。

無味無臭もしくはホコリ臭い味だ。

実際に食べたわけではないので、もちろん想像だ。

2.雲を食べる

雲を食べてみたい、というのは、誰しも一度は考えることだろう。

しかし、実際に雲を食べるのは難しい。

空に浮かんでいるから難しいのだが、それよりも雲に近づくのが難しいのだ。

3.雲の中

雲の中はどうなっているのか?

風が吹いている。

下から上に。

なぜなら、白く見えるものは水だ。

水は空気より重い。

水蒸気が上に上っていくのは、温かいからに過ぎない。

冷えれば落ちてくる。

そういうものが浮いているのだから、それだけで浮くことはない。

下から風が吹き上げなければ浮き続けることはない。

だから風が吹いている。

それも、かなり激しくだ。

もっとも、実際には落ちては来ず、周囲の空気の湿度を上昇させる。

4.白く見える

白く見えるのは、水だ。

ただ、水だけでは白く見えない。

空気中の水分が白く見えるためには、それら水分が水にならなければならない。

5.粒

空気中の水分が水になるには、水としてくっつくものが必要だ。

言い方を変えれば、

となるものだ。

核となるものがあると、水分はその周りに付着し、水として正体を現す。

6.雲の核

では、雲を作っている水の核はなんであろうか?

いろいろなものがあるが、地表付近に漂っているホコリや細かい土、などの粒、すなわち

    • 微粒子

だ。

これらが風によって吹き上げられ、空で水になれない水をくっつけるのだ。

こうして核の周りに現れた水分は、雲を形作っていく。

7.雲の味

このように、雲は細かい粒と水でできている。

水は味がしないが、味の正体は水が付着している粒子だ。

甘いシロップや、砂糖ではないのだ。

ちなみに、綿菓子は繊維状になった砂糖でできている。

8.霧

以上は、あくまでも理屈から考えた推測だ。

しかし、雲に近い状態を経験することがある。

それは、

だ。

霧の中で、深呼吸をする。

鼻の奥でホコリっぽい匂いがする。

霧の匂いだ。

霧は、雲と同じプロセスで出現する。

だから、霧を形作っている水滴は雲の状態に近い。

なので、雲の味、臭いは、霧のそれに近い。

9.まとめ

空に浮かんでいる雲。

誰しもが

どんな味だろうか?

と想像する。

今回はそれに、つまらぬ横やりを入れさせていただいた。

参考にしていただきたい。

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