ジェイムズ・ジョイスという作家がいる。
この人の作品に
- フィネガンズ・ウェイク
という題名のものがある。
ここでは、本作を読むためのヒントについてご紹介する。
1.フィネガンズウェイク
ジョイスの実験小説だ。
難解極まる小説、と言われている。
2.含意
本作を読み進めるキーワードは、
- 言葉遊び
だ。
その一つに
- 含意
がある。
意味としては、
- 表面に現れない意味を含みもつこと
- 遠回し
ということなのだが、ちょっと当たり前すぎてピンとこない。
もう少しわかりやすい説明、用例はないかと思い、グーグル先生にお世話になると、あった。
本記事は、こちらのサイトを参考にさせていただいた。
ありがとうございます。
3.お花畑
参考サイトは、マンガの解説サイトだが、含意の意味がものすごくよくわかる。
このマンガを、襟を正して読むと、ものすごく難しいものになってしまうが、寝転がって読むレベルであれば、
- お花畑⇒天国⇒死亡
という具合の等式が理解できる。
ジョイスの用いた含意が、このようなものかどうかはわからないが、ヒントくらいには十分なる。
何を意味しているのか分からなかったら(というか、そのレベルでは全部がそうなるのだが)、
- 含意かもしれない
と見当をつけて、考えてみる。
謎解き感覚でよみ進めていく。
4.英語における含意
というか、英語は単語そのものが含意の固まりだ。
たとえば
- class
という単語がある。
学校などの「組」「クラス」という意味が代表的なものだろう。
しかし、実際にはそれだけではない。
「階級」という意味もある。
これは、この単語が出てくる文脈、前後の流れでどの意味を使うのかが決まってくる。
その意味では、出てくる単語一つ一つの背景を頭において考えなければならないので、大変な作業といえる。
酔っぱらいの夢を記述するのだから、あたりまえと言えば当たり前なのだろうが。
5.まとめ
フィネガンズ・ウェイクを読み進めるためのヒントとして、含意をご紹介した。
もっとも、ご紹介した例のような構造、意味の含意が本作にあるとは到底思えない。
しかし、含意の構造、考え方を知っているだけで、なんらかの手がかり程度にはなる。
本作に挑戦しようとお考えの方。
参考にしていただきたい。
