古い冷蔵庫が壊れてしまった。
異音が発生し、エラーコードが表示されている。
部品保有期間もとっくに過ぎているので、メーカー修理もお願いできない。
そこで、自分でなんとかすることにした。
ここでは、故障した冷蔵庫の復帰方法を紹介する。
1.冷蔵庫の異音、エラーコード
職場の一室で、試料の冷蔵用にナショナル製の冷蔵庫を使用している。
型番はNR-DL41A1という、かなり古い機種だ。
その冷蔵庫が、ある日、異常に大きな音を発するようになった。
おまけに、冷蔵庫の内部にあるディスプレイに、エラーコード(H23)が表示されている。
さらには、気のせいか冷え方が悪い気がする。
早速、お客様窓口に電話して聞いてみた。
2.お客様窓口
状況を伝えると
- エラーコードは、ファンの異常を意味している
- 製造終了製品
- 部品保有期間終了
- エンジニアは有料で派遣
- 状態を確認しても、修理できない場合があるが、その場合でも派遣料はかかる
とのこと。
3.とりあえずググった
こういう時は、ググるに限る
いろいろな情報を拝見できたが、そこからソレガシが出した結論は
- 数日放置し、装置内に付着している氷、霜類を完全に取り除く
ことだった。
早速作業開始。
4.復旧作業
4-1.中身を取り出す
放置するのは、なにもしないので楽だが、冷蔵庫は中身があるのがやっかいだ。
幸い、冷蔵庫の向こうが見える程度にしか物が入ってないので、冷蔵、冷凍が必要な物は、別の部屋の冷蔵庫に移す。
もちろん、処分できる物は処分する。
4-2.放置開始
中身を取り出したら電源を抜き、すべてのドアを開放。
そのまま2日間放置。
2日間放置した後に、冷蔵庫裏のビス止めしてあるカバーをはずす。
真ん中にモーターがあり、左側に排水タンクがあった。
かなり水がたまっている。
取説の要領で排水タンクの水を抜く。
右側は、コンデンサーっぽかったが、よくわからないので触らない。
4-3.ついでに掃除
その後、掃除機でモーター周りを掃除。
表面がすすけているので、ウェスを濡らして抜き掃除。
掃除が終わったら、カバーを取り付け、もとの位置に設置。
動かしたことで、冷媒のバランスが崩れているので、直ちに通電せず、さらに2日放置。
4-4.再通電
2日放置したところで、電源を入れた。
聞きなれた「ブーン・・・・」という音を発し、動き出した。
しばらくしてから中の状態を確認すると、確実に冷えている。
エラーコードの表示もない。
とりあえずこれでしばらく様子を見ることにした。
4-5.数日後
数日後、ドアをあけてみると、順調に冷えている。
実は、異音を発するようになる前後から、スライドドアの冷凍庫が完全に閉まらなくなっていた
その閉まりにくかったスライドドアも、きちんとしまるようになっている。
中身を出して、約一週間という時間がかかるが、なにもしないで直すことが出来てよかった
5.異音の原因
先にググった時の情報を総合すると、異音の原因は冷蔵庫内部に出来た
- 霜
- 氷
のようだ。
冷蔵庫の構造がどうなっているかはわからないが、内部に出来た霜や氷が大きく成長し、ファンなどの動きを邪魔することがあるらしい。
異音は、その成長した霜や氷が、ファンにぶつかって生じた音だったようだ
だから、数日間放置して霜や氷を完全に溶かしきることで、それらの霜や氷がなくなり復旧した、ということのようだ
6.水
霜や氷がとけるので、水が出る。
本機は排水タンクにたまってくれたが、排水タンクの容量を超える水が出ることもある。
最初の放置開始時に、排水タンクの水量を確認し、貯まっているのであれば排水したほうがよいだろう。
床が水浸しになると厄介だ。
もちろん、万が一に備えて、新聞紙を引いたり、ウェスを敷いておくに越したことはない。
7.家庭での対応
ただ、今回の対応方法は職場というある意味、制限のない場所であったため可能だった。
家庭の冷蔵庫などは、モノがたくさん入っているし、何より一週間も冷蔵庫なしで生活するのが難しい。
その間、冷蔵庫なしで生活するなどが可能であれば、やってみる価値はある。
もちろん、予備の冷蔵庫などがあるのであれば、全く問題ない。
8.まとめ
冷蔵庫が故障した時の対応方法をご紹介した。
中身を空っぽにして、電源を外して放置し、余分な霜や氷を全部解かす、という単純なものだ。
単純だが、手間と時間(何もしないが)がかかる。
- かかる日数
- 放置(除霜) 2日
- 整備、清掃 1日
- 設置、放置 2日
- 合計 5日
実施にはいろいろと条件があるが、クリアできるのであればやってみる価値は十分にある。
最近、冷蔵庫の調子がおかしい、という方。
参考にしていただきたい。
