バーナーのここがカユイ!! ~なにを基準に選ぶか?~

今日のカユイトコロ
バーナーのここがカユイ!! ~なにを基準に選ぶか?~
◎低温、強風などを考えると手間がかかっても圧倒的にガソリン
◎簡単着火が第一、低温期、強風日は行かないならガス
 アウトドア製品(ギア)を購入する際に家族と一緒にスポーツ店
とかに見に行きますね。
 テントとか、タープとかが展示してあり、その横にはチェアなんかも
並んでて、奥さんや子供はすでにキャンプとかに行った気分で中に入って
寝転んだり、座ったり、大騒ぎです。
 そしてさぁ、どれにしようかということで相談が始まるのですが、
話題はもっぱらテント、タープ、チェア、テーブルなどの住系もの。
 当然、財政出動も住系に限られるようで、くだんのバーナーとかには
まったく話題がうつりません。
 こっちから振ろうものなら
 「炭もっていくんでしょ?」
 「カセットコンロがあるじゃない」
と言う感じでけんもほろろなかんじ。
 そこで、フッタ主は寒風吹きすさぶ財布を取り出し、自ら財政出動
に立ち上がるのでした。
 ・・・と、ここまではいいのですが、いざ決める段になると、ガスと
hホワイトガソリンの二種類があって途方にくれます。
 そこで、その日はとりあえず思いとどまり、帰りがけに本屋さんで
アウトドアのムックを立ち読みしたり、帰ってからウェブとかで検索
するのですが、なんだかどっちも良いやら悪いやらで判断がつきません。
 そこで管理人が勝手に判断すると、ずばりホワイトガソリンをお勧めいたします。
 「えぇ~、ポンピングやら給油やらで結構面倒くさそうなのになぁ~」
 「あると便利ギアがこまごまとあるし、結構いい値段するし、なんだかなぁ~」
などなどという声が聞こえてまいります。
 
 そうです。はっきり言って面倒くさいです。お金かかります。本体も結構
良い値がします。それでも、ホワイトガソリンを選ぶ理由があります。それは
 「火力」「風」「ごみが出ない(というか、出にくい?)」
の三つです。
 「火力」はまぁいいでしょう。ホワイトガソリンのほうがカロリーが高いです。
火がついてもお湯を沸かすのに時間がかかるのは非常に微妙です。
 「風」、ガスの大敵は温度と風です。冬でもなければ温度はクリアですが、
風は季節を問わず吹きます。ガスはちょっと強い風がふくと消えてしまうの
ですね。 風防がついてますが、ほぼ意味がありません。その点、ガソリンは
どんな風でも消えません。口でフーフーしても消えません。さすがです。だから
風が吹いてきても「うわっ、風だー」という感じに気にする必要はありません。
 また、風が吹くことにより温度が下がるのですね。そうするとガスは噴出圧が
みるみるうちに下がりますが、ガソリンは下がったら下がったで追加ポンピング
で回復します。さすがです。確かに、最初のポンピングは面倒ですが、
あの面倒なポンピングが逆にメリットになったりするのですね。
 なにより、いい感じで進行していたイベントが、風のおかげで中断につぐ
中断では、あまりにもしらけすぎちゃいます。なによりも、風対策に明け暮れるじぶん
に気がつき、何をしに来たのかわからなくなります。
 そんなとき、
 「きしょー、ガソリンにしとけばよかったー」
 なんて後悔しても、その場の事態はまったく好転しません。
 たしかに、ガスの利便性はそそられます。
 いまさらですが、ガスの利便性をあげると
  
  ①装置がガソリンに比べて安価、
  ②装置の種類が豊富。折りたたみ式まであるので運搬がコンパクトになる
  ③点火が楽。ボンベを取り付けて、ノブをひねるだけ!!
  ④ガソリンにつきものの面倒な燃料の注入等がいらない!!
  ⑤ガソリンみたいに一社独占(というわけではないと思うのですが・・・)
  ぢゃないので、自分の好きなブランドに統一できる
 まったくそそられます。でも、それでも管理人はガソリンです。利便性が何百項目あっても
それらは風を防いでくれません(火のついた五徳に向かってうちわであおいでも、
口で息を「フーッ」てしてもまったく消えませんね)。気温を高くしてくれません。
理屈っぽいんですけどそれだけで管理人はガソリンを強くお勧めします。
 「ごみが出ない」、ガスは、確実にボンベ自体がごみになります。また、
ガスが少し残っている場合など、非常にもったいないです。
 そこへいくと、ホワイトガソリンは燃料の買い方にもよるのですが、一斗缶(18リットル
ですねたとえば、=>ホワイトガソリン(JX日鉱日石エネルギー) 18リットル などです)
とかで買って、4リットル缶(たとえばColeman(コールマン) エコクリーン 4L 170-6760 [HTRC 3]など)
なんかに自分で小分けすれば、まぁ、ごみは
出ますが、つぶして出せます。なによりも、一滴のこらず使えるので経済的
ですね( ただーし、一斗缶のホワイトガソリンはバーナーメーカーの純正ではないので、
そういうところが気になる人にはお勧めしませんので、ご理解くださいね)。
 ただし、購入から、現地での操作、撤収時の作業、そのほかいっさいがっさいは
購入した本人が行わなければなりません。
 とくに、点火はポンピングが伴うのと、点火時が少しややこしいのでつまみを回して、
「カチッ、点火」に慣れている方々は非常に嫌悪感を抱かれます。
 まぁ、「装置系の操作は自分の仕事」と割り切れば問題はありませんね。
 そうそう、今まで内容があまりにもばら色の人生過ぎるので、デメリット、注意すべ
き点も上げておかないとなりません。
 注意点
  ①ホワイトガソリンがこぼれていると、引火する恐れがあります。こぼれたものは、
   ティッシュ   等で確実にふき取って確実に捨ててください。火事のもとです。
   あぶないです。
    もちろん、ふき取ったティッシュを捨てたゴミ箱とかに、火のついたタバコ
   とか入れないでくださいね。確実に火事になります。
 
 というわけで、お勧めはこちら(知ってる方には、あまりにも定番すぎてすみません)。
やっぱりツーバーナーでしょ。
Coleman(コールマン) パワーハウスツーバーナー 413H499Jは定番というよりも、不動の地位というか、独占というか・・・。
ガソリンとセット販売とかもしてるようです。
コールマン(Coleman) 413Hパワーハウスツーバーナーストーブ 3000000391& ホワイトガソリン4L 2点セットとか。
 こまごまとしたツール類はこちら。いっぺんにそろえたいところですが・・・。 
ロート(漏斗、じょうご、かな?)は、Coleman(コールマン) フューエル ファネル 5103-700Tが定番でしょう。フィルターもついてます。
ガソリン抜き取りポンプはColeman(コールマン) 残ガソリン抜き取りポンプ 170-7043がいいです。自作しても
いいくらいの簡単構造ですが、金で解決できるところは金にモノを言わせて・・・。
あ、チューブがビニールっぽいので、
 「静電気だいじょうぶなの?」
という突っ込みがあるとおもいますが、メーカー純正なので、大丈夫でしょう(もしもの場合はpl法がありますね。出番はないと思いますけど)。
 実は世の中にはシングルバーナーなんてものあるのですが(ご存知の方もいらっしゃる
でしょうけど)・・・。これについはまた今度。

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