あなたは、包丁を使うとき、包丁を握っている手の反対の手をどうされているだろうか?
おそらく、食材の上に置いて、食材を押さえながら、包丁のガイドにされているだろう。
ここでは、包丁で切る際の、もう一方の手の使い方についてご紹介する。
1.猫の手
包丁で食材を切るときの、包丁を握っていない方の手は、猫の手の形だ。
軽く握った手を食材の上に乗せて、指をガイドにして切っていく。
軽く握った形が
- 猫の手
に似ているので、こう呼ばれている。
猫の手で包丁を使えば、まず指を切り落とすなどの事故にあうことは少ない。
2.欠点
この方法は、食材を安全に切るために必要不可欠な方法だ。
しかし、一つ欠点がある。
それは
- 食材を切り進みにくい
ことだ。
3.切り進む
食材を切り進めていくと、いつの間にか切り口が猫の手の下に隠れている。
切り進めるためには、切り口を猫の手の下から出さなければならない。
その際に、猫の手を一時的にやめたり、
切っている食材によっては、このときまとめたり、丸めたりしていた食材がバラバラになってイラっとする。
4.指の輪
ソレガシは、猫の手ではなく、次のようにしている
- 食材を押さえる方の手の人差し指と親指で輪を作る
- 残りの三本の指は、軽くにぎる
- 人差し指第一関節の斜め外側に包丁が当たるようにする
- これを包丁のガイドにして切っていく
昔、厨房でアルバイトをしているときに、そこの板長さんがそのようにしてタクアンを切っているのを見て知ったものだ。
それ以後、真似して使っているが、猫の手よりも切りやすい。
5.欠点
ただ、この方法には、致命的な欠陥がある。
包丁が当たっている人差し指の第一関節の外側(手の甲側)をそぎ落としやすい。
ソレガシは何度もそぎ落としている。
だいたい、調子良く切っている時にそぎ落とす。
- あれ?今柔らかくなかったか?
と思った次の瞬間、切ったところから血がにじみ出す。
人差し指をやられても、食材を切らないと食べられないので、止血後は中指を同じように使って切り続ける。
切るペースは格段に落ちるが、慎重な分そぎ落とすことはない。
最初から中指を使えばよいのだが、使い勝手は人差し指にはかなわない。
くれぐれもリスクアットオウンでお願いしたい。
6.キャベツの千切り
本ブログでは、キャベツの千切りを、このような方法でご紹介している。
この方法でキャベツの千切りをしている時はさらに危ない。
特に、切り口の端が指の位置よりも高くなると非常に危なくなる。
そのため、この方法で千切りを行うときには、上手に切ることのできる切り口を探しながら切りすすめることをお勧めする。
7.まとめ
包丁を切るとき、包丁を持っていない手は、猫の手にするのが安全だ。
しかし、どうにもうまくいかない時には、ご紹介したような方法がある。
ただ、調子よく切り出すと、包丁が当たっている関節の外側をそぎ落としやすい。
切り進めやすいのがメリットだが、同時にリスクも負っている。
参考にしていただく際には、十分注意していただきたい。
