食事制限でダイエットするときに組み合わせるもの

食事制限は最も強力なダイエット方法だ。食事制限に勝る方法はない、といってもまったく言い過ぎではない。

しかし、多くの場合食べたいのに食べるのを我慢しなければならず、ストレスをため込んでしまうことになる。そしてたまったストレスが食べるという形で噴出し、リバウンドにつながることが多い。

この原因は脂肪の燃焼がきちんと行われないことだ。脂肪がきちんと燃焼されないため、体がエネルギーを作ることができず、エネルギーを食事に求めようとする。そのため空腹を感じるのだが、それを我慢という形で制限するため、ストレスとなるのだ。

ここでは、脂肪をきちんと燃焼させ、食事制限をストレスなく行うために、あるエクササイズを利用する方法をご紹介する。


1.脂肪を燃焼させるツール

食事制限をストレス無く行うために必要な、脂肪をきちんと燃焼させるためのツールとして、体幹トレーニングの一つであるフロントブリッジをエクササイズとして用いる。

フロントブリッジを食事制限と組み合わせることで、ストレス無く食事制限を行うことができる。ここからは、その理由をお示しする。

なお、フロントブリッジの詳しい方法は「ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。

2.脂肪の燃焼

フロントブリッジによる脂肪燃焼の仕組みは次のようなイメージだ。

  1. フロントブリッジを行う
  2. 体幹部の筋肉が刺激される
  3. 体幹部の筋肉の周辺にある脂肪が筋肉により消費される

体幹部の筋肉は、姿勢を支える役目を持っているので、立ったり、座ったりしているだけでも常に刺激されている。極端にいえば、横になっていても、寝返りを打ったりするときなどにも刺激される。

フロントブリッジにより刺激された体幹部の筋肉は、フロントブリッジをしていないときよりも脂肪を消費しやすくなっている。そのため、脂肪が燃焼されるのだ。

一方、体幹部の筋肉は遅筋とよばれる。遅筋は瞬発力はないが、持続性に優れている。つまり、遅筋によって消費される脂肪はゆっくりと長時間にわたり燃焼する。

そのため、燃焼している時間帯に食事を組み入れれば、その食事を抜くことができる。脂肪が燃焼しているために空腹感がなく、ストレスなく抜くことができる。

さらに、フロントブリッジは体幹部をもっとも広く刺激することができる。そのため、ほかの体幹トレーニングメニューよりも効率よく脂肪を燃焼させることができるのだ。

3.食事制限と我慢

食事制限は、食べたいところを我慢して行うもの、というイメージがある。しかし、これは明らかに間違っている。我慢ではない。脂肪燃焼だ。食べたいところを、脂肪を燃焼させるものなのだ。

我慢の食事制限はよくない。我慢はストレスのもとだ。ストレスは必ず、その原因を解消する形で爆発する。食事制限であれば、食べることでそのストレスを爆発させる。すなわち、爆食だ。リバウンドにつながることが多い。

我慢して食事を制限しているのであれば、ぜひフロントブリッジをメニューやエクササイズに取り入れていただきたい。

4.他のエクササイズ、メニューとの組み合わせ

  • すでに、エクササイズを行っていたり、ダイエットメニューをこなしてきている方で、きちんとこなしている割には思うように減らないと考えている方
  • 現在のメニュー、エクササイズで減ることは減るが、食べる量を少し増やすとすぐに戻ってしまう方

このような方には、フロントブリッジの効果を利用した食事制限がお勧めだ。現在行っているメニュー、エクササイズに追加するかたちで取り入れていただければよい。効果はすぐに現れる。

なにより、我慢せずに食事制限できるのが本当にありがたい。

まとめ.

ダイエットを食事制限で進める場合、食べたいのを我慢するのは非常に危険だ。食事制限は、食べたいのを我慢するのではなく、脂肪を燃やすことで行うメニューだ。

しかし、脂肪を燃焼させようとしても思うように燃焼してくれない。そこで、体幹トレーニングの一つ、フロントブリッジを利用する。

フロントブリッジによる効率的な脂肪燃焼により、我慢することなく食事を抜くことができ、効果的にダイエットを進めることができる。

あなたも是非フロントブリッジを行っていただき、ストレス無く食事を抜いていただきたい。これを続けていただければ、あなたはその効果の大きさに驚くことになる。そして必ず良い結果を手にすることが出来る。お約束する。