バーベキューの火おこしを、楽に簡単に短時間で済ませる方法

バーベキューでの火おこしは、最も重要で、最もつらい作業と言ってよい。着火剤、ガストーチ、火おこし器など、いろいろなツールを使うがなかなか火は点かない。

ところが、火を起こしている本人以外には、この苦労は全く伝わらず、時間が経つにつれ微妙な空気に支配されるようになる。そして最悪「使い物にならない人」という評価が下る。

ここでは、そんな厄介なバーベキューの火おこしを楽に確実に短時間ですませる方法をご紹介する。


1.火おこしは西岡流

結論から言う。火おこしは、西岡流という火おこし方法で短時間で楽に、簡単に済ませる。西岡流は最強だ。

西岡流の手順は次の通り

  1. 新聞紙一枚を折り目で半分に切る。
  2. 切った新聞紙の長い辺を半分におる。
  3. おったものの長い辺をまた半分におる。
  4. さらに半分におる(全部で三回おる)。
  5. 折ったものの短い辺を持って適当に丸めて、固く絞るように、ねじる。
  6. この短い辺の長さの絞った「新聞紙の棒」を十本作る。
  7. バーベキューコンロ、グリルの上に、この棒二本ずつで井桁を組む。
  8. 4段もしくは5段組めたら、その周りに木炭を静かに、立てかけるようにおいていく。実は、この木炭を立てかける作業がこの方法で一番難しい。
  9. 木炭で井桁を囲い終わったら、軽く丸めた新聞紙に火をつけて、井桁の真ん中に投入する。
  10. 投入した新聞紙が燃えて火が出る。
  11. 井桁の新聞紙に火が燃え移り、煙が出てくる。早ければ、この段階で炭に火が付きだす。
  12. 煙が出終わると、炭に火が移る。
  13. 炭から直火が出るようになると、炭が崩れだす。
  14. 適当なところで炭を崩して平らにならして本番開始。

いかがだろうか?西岡流で火をつけると、どれだけ短時間で、楽で簡単かがおわかりいただけると思う。

準備開始から炭に火がつくまでの間に、最も時間を取られるのは新聞紙の棒をつくるところ。その次が炭を並べる部分。

火を扱うのは井桁の上から火の点いた新聞紙を入れるところだけだ。一瞬で終わる。火ふき竹や口で空気を送ったり、うちわで扇ぐなどは一切ない。というより、そういうことをすると、逆に火が点かなくなる。

最大の難関は、新聞紙をねじって棒を作り、井桁に組んだところに木難しいのは木炭を置くところ。崩れやすいので、本当に難しい。西岡流以外の方法とは、難しいところが全く異なるが、火は確実におきる。しかも、楽。短時間。

2.うちわで、あおがない

火おこしというと、うちわだ。しかし、西岡流はうちわを使ってはいけない。うちわを使うと、その風によって火のついた炭が冷やされ、火が消える。

あくまでも、自然な空気の流れ、供給により火がつくのだ。自然な空気の流れ、供給であれば熱を奪うこともない。順調に火がつく。

この方法を考案された西岡さんが、テレビ番組でおっしゃたことがある。

「炭は、火が付きにくいので火がつく」

木炭は、火が点きにくい。火が点きにくいので、火をつけようと思わず自然にまかせると火が点く、ということのようだ。

3.火おこしが一番楽

この方法を知ってから、火おこしで苦労したことがない。新聞で棒を作り、井桁に組んで炭並べて火を入れるだけ。気が付くと火が点いていてカンカンになっている。

火おこしは楽なものだ。今までの方法がうそのようだ。バーベキューの役回りで何を選ぶかと言われれば、ソレガシはいの一番に「火おこし」を選ぶ。楽だから。

4.着火剤

ゼリー状の着火剤がある。これをあらかじめグリルの底に直径二センチ~三センチくらい出しておくのもいいかもしれない。そして、そのまわりに井桁を組む。

上からチャッカマンを差し込んで火をつけてもいいし、トーチで上から火を入れてもよい。着火剤を使うのはこれだけだ。一回のバーベキューで半分くらい使っていた着火剤が長持ちする。

5.新聞紙の棒

新聞紙の棒を作るとき、気を付けたいのは、できるだけまっすぐな棒になるようにすること。

絞るようにねじるので、どうしても曲がるが、あまり曲がりすぎていると井桁が上手に組めない。なるべくまっすぐな棒を作るのがコツだ。

6.木炭の配置

西岡流最大の難関。最高に時間と神経を使う。井桁は新聞紙なので、軽い。だからあまり大きくて重たい炭を立てかけると、井桁が崩れてしまうのだ。

コツとしては、小さめの木炭を、少しずつ積み重ねるように置いていくのが良い。

まとめ.

火がどれだけ早く起きて、準備万端になるかで、楽しいはずの時間の空気が決まる。それだけ火おこしは厄介だ。

しかし、西岡流はそんな厄介なものがそうでなくなる。本当に簡単だ。何度でも火をおこしたくなる。

あなたも火おこしでお悩みなら、ぜひ西岡流を取り入れていただきたい。確実に、場の雰囲気がスムーズになる。お約束する。