普段使っていない電気機器は、久しぶりに使おうと思うとたいてい動かない。
電池ボックスを開けると、なんだかわけのわからない電池が出てくる。
液漏れ電池だ。
そして、液が漏れた機器も、なんだかワケのが分らなくなっているので、捨てたくなる。
しかし、使えるなら使いたい。
ここでは、液漏れした機器を再び使う方法をご紹介する。
1.液漏れ
こちらの記事にも書いたが、電池は外しておくのが一番だ。
一番なのはわかっているが、ついつい入れっぱなしにすることがある。
そういう機器に限って、電池が液漏れする。
2.液漏れした機器
液漏れすると、電池ボックスの接点が錆びたりして、電池を入れ替えても機器が作動しない。
そんなときは、とりあえず接点を磨く。
3.用意するもの
- サンドペーパー
- 割り箸
- 輪ゴム
- ブラシ
- 綿棒
- 無水アルコール
- コップ
- ぼろ切れ二枚
- ビニール袋
4.手順
- 接点をアルコールで拭く
- 接点をサンドペーパーで磨く
- 再度接点をアルコールで拭く
5.作業開始
- 電池ボックスから、電池を全部取り出す
- 白い結晶があったら、新聞紙などの上に取り出し、捨てる
- ぼろ切れの一枚を水で濡らして軽く絞り、電池ボックスの中、接点を拭く
- 一回拭いたら、そのぼろ切れを水洗いして、もう一度拭く
- これをもう一度繰り返す
- 拭いたぼろ切れは、捨てる前に水でよく洗う
- 接点が錆びていたら、サンドペーパーで磨く
- コップにアルコールを少量入れ、綿棒に含ませて接点を磨く
- これでスイッチを入れて、動けば作業完了
- 先に使ったぼろ切れをもう一度水で濡らし、先と同じように拭く
- もう一枚のぼろ切れで、残っている水気をふき取る
6.それでも動かない
動かない場合は、内部まで錆が回っている可能性がある。
ダメもとで分解してみるのも一つの手だ。
7.横入れ
電池ボックスに電池を横向きに入れるタイプであれば、接点が目の前にあるので、サンドペーパーで磨けばよい。
サンドペーパーは、押しつけたりせず、力を入れずにかける。
削りくずで目詰まりを起こすので、たまにサンドペーパーをブラッシングする。
8.接点が見えない
横入れでも、片方の接点がボックスの奥にあり、隠れているタイプがある。
そういう場合には、割り箸の先にサンドペーパーを取り付けて、サンドをかける。
単四電池のボックスだと細くて箸が入らないときがある。
あきらめるか、分解して掃除だ。
9.液漏れした電池
液漏れした電池をはずしたら、そこら辺に置いてはいけない。
はずしたら、すぐに用意したビニール袋に入れて、ゴミに出す。
そこら辺に置くと、漏れた液が思わぬトコロについたりして、あとあと大変になることがある。
乾電池の回収は、お住まいの地域により扱いが異なる。
正しく捨てたい。
10.電池を取り出したら、液漏れしていた
電池を交換しようと取り出したら、漏れた液で大変なことになっていた、なんてことがある。
こういうときは、取り出した電池は、とりあえずそのまま流しに持っていく。
流しで水洗いして、手と電池についた液を洗い流す。
液漏れしていない電池も、漏れた液がついているので、同じように水で洗う。
液が手についたままで作業を進めると、液がいろんなトコロについて、これもあとあとトラブルの元だ。
手についた液は、しっかり洗い流したい。
水洗いした電池は、ゴミとして捨てる。
ここでも地域のルールはしっかり守りたい。
11.水洗い
なお、懐中電灯などは、ばらせば水洗いできる。
すべてばらして、水道でじゃぶじゃぶ洗うのだ。
洗ったら、水気をふき取り、直射日光のもとなどで完全に乾かす。
完全に乾いたら組み立てて、新しい電池を入れる。
次からは、キャップを緩めておくとか、電池を抜いておくとかで液漏れを少しでも防ぐ。
なお、光量調節機能がついているタイプや、ラジオがついているなどのものはできない。
接点と、スイッチだけで、単に
- 点ける
- 消す
だけの懐中電灯は水洗い可能だ。
12.液漏れ
液漏れは、完全には防げない。
液漏れは、電池自身のトラブル回避システムで起きうる現象だからだ。
トラブル回避システムがうまく作動すれば液漏れは起きない。
うまく作動しないと、漏れてしまうのだ。
もちろん、ほとんどの場合、うまく作動する。
ほとんどうまく作動するが、中にはうまく作動しないものも出てくる。
そして、液漏れする。
13.まとめ
電池の液漏れによって使えなくなった機器は、掃除と接点の磨きによって再び使えることが多い。
ただ、漏れた液には十分注意だ。
手についたら、すぐに洗い流す。
液を拭いた布、雑巾などもよく水洗いする。
そして接点をサンドペーパーで磨く。
だいたいこれで復活する。
しばらく使わないと液漏れして大変、という方。
参考にしていただきたい。
