キャンプの夜の主役、ランタン。
ソレガシは、ポールを立て、ランタンハンガーで吊している。
ところが、ランタンハンガーをしっかりとポールに絡ませていなかったため、ランタンハンガーが脱落し、と同時にランタンも落下し地上にたたきつけられた。
ここでは、落下したランタンについてご紹介する。
1.ランタンの落下
ソレガシは、燃料をガソリンに統一しているので、ランタンはコールマンノーススター2000を使用している。
ある日、キャンプの夜を楽しんでいたら、明かりの様子がおかしいと思った次の瞬間
- ガシャン
という音がして、その方向を見ると、ランタンが転がっていた。
拾い上げてよく見ると、本体が少し座屈(上の部分が下にめり込んだ状態)していた。
下が土だったのが幸いしたのか、幸いにもグローブは、ひびも入っておらず無傷だった。
2.二回目
実は、ランタンの落下は二回目だ。
一回目落ちたときは、マントルを交換したら正常に点灯した。
今回もそのノリで、マントルを交換して点火すると、様子がおかしい。
マントルの根元と外側に、明らかに不完全燃焼と判断できる炎が上がっていた。
火を消してLEDランタンのもとで確認すると、ジェネレーターが曲がって、はずれている。
何とかはめようとがんばったが、その夜は断念してテントに入った。
翌朝、太陽のもとで確認し、ジェネレーターを根元から外し、構造もよくわからないまま付け直し、点火を試みた。
しかし、今度は燃料が吹き出していない。
ジェネレーターの取り付けに問題があると判断し、再度取り外してから、本体とジェネレーターの接続部分をよくよく確認すると、本体の燃料チューブから、フックのようなものが飛び出している、
ジェネレーターの方を見ると、穴のあいたシャフトがでている。
フックを穴に通せば何とかなるだろうと判断し、穴に通してから着けなおした。
ポンピングの後に、燃料バルブを開けると、燃料が吹き出した。
予備のマントルが無くなっていたのでそこまでとし、帰宅後にマントルを購入して点火すると、見事点灯した。
3.ギアのメンテナンス
アウトドアギアは、撤収の時に燃料を抜き取るくらいで、帰宅後に改めて手を入れることはほぼない。
しかし、今回の一件で、最低でも準備のときに確認の意味でナットのゆるみや、ポンピングの手応え、できれば、分解清掃などの重要性を思い知らされた。
ノーススター2000しか知らないが、構造的にはそれほどややこしいものではない。
機能的だが単純な構造だ。
それが幸いしてか二回落ちても、たいして壊れることなく頑張ってくれている。
頼れるフィールドギアのカガミと言ってもよい。
4.メンテナンスツール
メンテナンスは、スパナを径を変えて数本用意しておけば簡単にできる。
ただ、実際に持っていくとなるとかさばるので、コールマンが出しているスーパーレンチを用意しておくと便利だ。
ソレガシは、
- リュブカントオイル
- スーパーレンチ
- 燃料抜き取りチューブ
- スーパーポンピング
の四つを適当なプラケースに入れて携行するようにしている。
今回は、このうちのスーパーレンチが役に立った。
5.ランタンハンガーはしっかりはめること
ランタン落下の原因は、ランタンハンガーのポールからの脱落だ。
ポール自体が、使わなくなった突っ張り棒のリサイクルで、かなり太い。
そのため、ハンガーがきちんと巻きつかないので、それをいいことにいい加減にはめていたら脱落した。
なんともお粗末な話でおはずかしいが、次回からはきちんとはめこみ、確認してから吊るすようにしたい。
6.まとめ
キャンプ場でランタンが落下など、あってはいけないことだ。
しかし、ソレガシは二回も体験してしまった。
原因は、ランタンをつるしてあったランタンハンガーの、ポールからの脱落だ。
非常にお粗末な原因でお恥ずかしい限りだが、落下しても大して壊れることのなかったランタンには感謝している。
丈夫な、壊れにくいランタンをお探しの方。
参考にしていただきたい。