あなたは、バターがお好きだろうか?
といっても、バターだけをむしゃむしゃ食べるわけではない。
実は、バターは万能調味料なのだ。
ここではとりあえず、バターを使う。
1.バター炒め
バター炒めは素材の臭いを消してくれる。
その特徴を生かすと、いろいろな食材を食べることができる。
2.魚のあら
たとえば、マグロのあらなどが一パック数百円で売られている。
これらの食材は、一見使い道が無く思えてしまい、まぁ手を出すことはない。
煮付けにしようと思っても、なんとなくグロいので踏ん切りがつかない。
そんなとき、なかなかせこい話になるが、この安いアラをバターで炒めると、立派なバター炒めになってしまう。
非常にお得だ。
バターは、その製造過程で食塩を使っている(無塩バターを除く)。
この食塩がちょうど良い塩加減なので、味を調える必要がない。
さらにはその脂が、脂の少ない食材のそれを補ってくれるので、食感的にもちょうど良くなる。
3.野菜炒め
普段、生でしか食べない野菜をバターで炒める。
特に、セロリやレタスなどだ。
バターがその臭いを消してくれるので、臭いが苦手な方でも食べることができる。
レタスは加熱することの少ない食材だが、バターで炒めることで、新しい味に出会うことができる。
それに、生だとガサが張るレタスも、炒めるとシナシナになるので、量を食べることができる。
4.バターの栄養
バターは、
- 油の固まり
- カロリーが高いのでダイエットの大敵
というイメージをお持ちの方は多いだろう。
しかし、実は
- ビタミンA、E、D
が含まれる。
これらのうち、AとEは水に溶けにくく、脂と相性のよいビタミンだ。
Aはにんじん、Eは、アボカドなどに含まれる。
とくに、ニンジンなどは、油いためなどにしないとビタミンAが吸収されにくい。
その点、バターで炒めればその脂でAが吸収されやすくなるし、バターが持っているAも補給されるので、一石二鳥だ。
もちろん、
- バター丸かぶり
は太る。
当たり前だ。
5.バターのカロリー
気になるのは、カロリーだ。
バターのカロリーは、
- バター 100g 745kcal
で、スーパーなどに並んでいるバターは200g包装なので、その半分が100gにあたる。
ちなみにマヨネーズと比べてみると、
- マヨネーズ 100g702.9kcal
で、マヨネーズの方が少し低い。
といっても、バターもマヨネーズも100g単位で食べるものではない。
せいぜい10gかそこらだろう。
そうなると、
- バター10g 74.5kcal
- マヨネーズ10g 70.3kcal
となり、大差ない。
6.細かいことにはこだわらない
大差ないといっても、10回食べれば、40kcalの差が出る。
いちいち重さを計ったり、計量スプーンを使ったりはしない。
適当に使って食べる。
そしてフロントブリッジなどの全身運動を行えば、きちんと体型を維持することができる。
何もしないで我慢だけするのではなく、適当にエクササイズをして好きなものを食べたほうがストレスもたまりにくい。
7.まとめ
太りやすい食品のイメージが強いバターだが、使いようによっては自炊、おうちご飯の強い味方となってくれる。
特に、普段使わない食材の調理には威力を発揮してくれる。
バターは太りそうで使いにくい、という方。
参考にしていただきたい。