ガソリンバーナーは、いろいろと手間がかかるギアだが、低温や強風の中でもしっかりと火力を維持してくれる。
しかし、使っていくうちに不完全燃焼で、煙を出しながら黄色い炎が立つことがある。
ここでは、ガソリンバーナーの不完全燃焼についてご紹介する。
なお、ここでのガソリンバーナーは、コールマン(Coleman)413H、414を想定している。
ご承知おきいただきたい。
1.圧不足
圧不足で不完全燃焼することがある。
ポンピング時に手応えが無く、100回以上ポンピングしているにも関わらず不完全燃焼。
こんな時は、ポンプカップのオイル切れだ。
リュブリカントオイルを、
- 多すぎるかな?
と思うくらい注入する。
一度にささずに、少しさしては、ポンプを上下に動かす。
このときは、オイルを行きわたらせるのが目的なので、空気穴をふさがなくてもよい。
この操作を数回繰り返した後に空気穴を塞いでポンピングすると、手応えが違っているのがわかる。
その後、ポンプが止まるくらいポンピングして着火する。
着火時の炎は黄色いが、安定してくれば青い火になる。
青い火になればOKだ。
2.リュブリカントオイルの注入
リュブリカントオイルの注入は、次回使うときに行うようにする。
セッティング時に注入するようにすれば問題ない。
なお、リュブリカントオイルは、純正の物をお使いいただきたい。
モーターオイルや、自転車のオイルなどはトラブルのもとだ。
なお、リュブリカントオイルを注入してもポンプに手ごたえがないのであれば、ポンプカップの交換になる。
3.ジェネレーターの汚れ
圧がしっかり上がっているにも関わらず黄色い火が上がる場合は、ジェネレーターの汚れだ。
ジェネレーターを分解して掃除する。
といっても、サンドペーパーをかけて、すすをとるくらいだ。
サンドペーパーで軽くこすり、すすを取るにとどめる。
なお、ジェネレータを外すと、ニードル(先端の細い部分)が出てくるが、この部分にサンドペーパーをかけてはいけない。
このニードルは、燃料噴出口のクリーニングロッドでもある。
サンドペーパーをかけて痩せてしまうと、正常に機能しなくなる。
ジェネレーターを外す際は、左側に回す(燃料バルブの開閉方向と同じ)。
日本の一般的なねじと逆なので注意したい。
4.ジェネレーター交換
ポンピングは手応えがあるし、ジェネレーターも掃除したが、火が黄色い、という場合は、ジェネレーターの交換だ。
少々値が張るパーツだが、背に腹は代えられない。
5.ガス
その点、ガスバーナーは、こういうことが起きにくい。
着火も簡単だし、メンテナンスもガソリンほど手間がかからない。
ただし、風が吹いたり、気温が低いと火が消えたり、火力が強くならないことがある。
その点、ガソリンはメンテナンスが面倒だが、その分、強風時や低温時でも必要な火力を確保してくれる。
いろいろとめんどくさいガソリンバーナーだが、そういうことを考えると、ガスに変える気にならない
ゴミが出にくいのも大きなメリットだ。
6.まとめ.
ガソリンバーナーは、その火力と、低温時、強風時の火力維持から魅力的なギアだが、ガスに比べて不完全燃焼しやすい。
その原因は、
- 圧不足
- ジェネレーターの汚れ
などだ。
最悪、ジェネレーターの交換になることもあるが、ちょっとしたことで治ることも多い。
ガソリンツーバーナーの火が黄色くて使い物にならない、とお悩みの方。
参考にしていただきたい。
