ジェイムズ・ジョイスという作家がいる。
この人の作品に
- フィネガンズ・ウェイク
という題名のものがある。
非常に難解な小説として有名な作品だ。
ここでは、フィネガンズ・ウェイクを読み進めるためのツールをご紹介する。
1.フィネガンズウェイク
ジョイスの実験小説だ。
実験小説の名にふさわしく、ものすごく難解な作品として有名だ。
2.多言語
本作を読み進めるキーワードは、
- 言葉遊び
だ。
その一つに
- 多言語
がある。
ジョイスは本作で英語だけではなく、いろいろな言語を同時に使っていく。
同時に、いろいろな言語をまぜこぜにしながら構成しているので、どういう辞書をそろえればよいのか見当がつかない。
辞書の段階で、すでにお手上げなのが、本作の強力なところだ。
3.電子ブックリーダー
本作を読むのに、キンドルなどの電子ブックリーダーが便利だ。
ソレガシが所有しているのは、2015の現在ではかなり古い機種のキンドル3、キンドルキーボード(2010)と呼ばれるものだ。
電子ブックリーダーのどこが便利かというと、単語にカーソルを会わせると、その単語が内蔵されている辞書に収録されていれば、その意味が表示される。
一般的な単語はもちろん、ゲール語や古語までカバーしてくれているので、本作のようなものを読むときには重宝する。
ただ、ソレガシの所有するkindle3の欠点は、表示が英語だ。
日本版キンドルがでる前の機種だったので仕方がないのだが、それでも、普通の辞書に載っていない語の概要くらいは分かるので便利だ。
4.多言語対応辞書
本作のような作品を読むときには、多言語に対応した辞書があると便利だ。
もちろん、辞書の種類を設定することなく、入力した綴りに当てはまる意味をすべて出力してくれる、というものだ
2015現在では、そんな都合の良いモノは市販されていないようだが、本作を読む以外でもあれば便利だろう。
5.グーグル翻訳
多言語に対応した辞書がないかどうか探していたら、辞書ではないが、あった。
グーグル翻訳だ。
グーグル翻訳は、何語かわからない単語を入力すると、言語を抽出しその意味を教えてくれる。
これがフィネガンズ・ウェイクの単語に適用できるかどうかわからないが、すくなくとも何らかのヒントにはなる。
6.ジョイス語
ジョイスがnephewを逆さにつづってつくった
- wehpen
という言葉をグーグル翻訳にかけると、オランダ語の
- ハチ(蜂)
であることがわかる。
もっとも、ジョイスが作ったのが先か、オランダ語の意味が先なのかはわからない。
さらには、本作でこの意味を用いるのが正しいのかどうか全くわからない。
しかし、こういうことがわかるのは、やはり便利だ。
7.まとめ
今回は、フィネガンズ・ウェイクを読み進めるに当たって、あると便利なツールについてご紹介した。
この中で、グーグル翻訳はなかなか強力なツールだ。
もちろん、自分で綴りを入力しなければならない面倒さはあるが、それでもいろいろな言語の辞書を手当たり次第引きまくる手間からすれば、全く気にならない。
本作に挑戦してみようとお考えの方。
参考にしていただきたい。
