山梨県立リニア見学センター

中央道河口湖線を走っていると、道路の上をまたぐ高架がある。

鉄道の高架と思いきや、よく見ると架線がない。

架線がない場合、気動車などの路線になるが、周囲には気動車の路線はない。

この高架は、リニア新幹線の実験線だ。

その線の途中に、リニア見学センターがある。

山梨県立の公共施設だ。

ここでは、山梨県立リニア見学センターをご紹介する。


1.山梨県立リニア見学センター

山梨県は都留市にある、山梨県の公共施設。

どきどきリニア館外観とわくわくやまなし館外観の二つで構成されている。

このうち、リニア関係のメイン展示はどきどきリニア館で、有料。

利用料金は次のとおり。

    • 利用料金(どきどきリニア館)
      • 個人 団体(20名以上)
      • 一般・大学生 420円 330円
      • 高校生 310円 240円
      • 中学生・小学生 200円 170円
      • ※未就学のお子様はリニア館入館無料

2.どきどきリニア館

どきどきリニア館は、三階建て。

2-1.一階

一階はリニアモーターカー開発の歴史に関する展示と実際に使われていた試験車両の実機展示。

現在ではここ山梨県で実験が行われているが、当初(1970年代)は宮崎で行われていたことを知る。

試験車両は、実際に実験線で使われていた実験機だ。

車内に入ることができる。

東海道新幹線よりも狭い。

山形新幹線や、秋田新幹線の車内と同じ感じだろうか。

側面に超電導磁石が設置されている。

設置されているが、いきなり見てもさっぱりイメージがわかない。

ところが、二階、三階の展示を見てからもう一度見ると、ものすごく具体的になる。

2-2.二階

二階は体験と実験の展示。

2-2-1.磁気浮上の体験

二人乗りのミニリニア(磁力浮上車)に乗り、20mくらいのレーンを往復できる。

無音、無振動で走行するのかと思っていたら、電車等のジョイント音ほどではないが、結構音がした。

実機とは異なるからだろう。

2-2-2.体験展示

体験装置が展示されていて、ハンドルを回して発電したり、模型を磁力浮上させたりできる。

興味深かったのは、電磁誘導の実験。

磁石を回すと、発電して豆球が点灯するというもの。

ただ、ゆっくりと回すと点灯しない。

ゆっくりでも発電しているはずなのだが、パワーが足りないことがわかる。

2-2-3.実験

ソレガシが訪問させていただいた時には、実験が行われた。

内容は、超電導に関するもの。

二つあり、極低温での磁力浮上と、冷却による超電導の実現についてみることができる。

開催時刻によっては、磁力浮上の実験だけになるので注意が必要だ。

2-3.三階

シアターとジオラマ展示。

2-3-1.シアター

8分程度のリニア新幹線の歴史と、開業後の未来についてのビデオが上映される。

上映中、画像にあわせてシートが振動する。

一瞬、リニアに乗っているかのような気分にさせてくれる。

ちなみに、一番後ろの列のシートはそれよりも前の列とタイプが異なっている。

これは、一階に展示されている実験機の車内に使われているシートと同じものとのこと。

特注品らしい。

実験機では座れないが、シアターでは座ることが出来る。

2-3-2.ジオラマ展示

HOゲージのジオラマが展示されている。

2-3-3.展望テラス

実験線が間近に見える。

側面に設置されているのは、電磁石。

強烈な磁力を発生し、リニアを浮かせるのだ。

3.もう一度一階

二階、三階の展示を見て、体験してから改めて一階の実機を見る。

車体側面に設置されている超電導磁石の大きさと、構造。

そして、冷やしながら走行するというシステム。

実験などで体験した内容そのままを使用した、実用サイズのものが目の前にある。

改めて、ものすごい技術力だと感心させられる。

4.まとめ

山梨県立リニア見学センターをご紹介した。

2045年に営業運転が予定されているリニア新幹線について、体験しながら知ることができる。

実験レベルだけではなく、実機、実物が展示されているのが非常に参考になる。

開業前に一度は訪れておきたい施設だ。

リニア新幹線てどんなもの、という方。

参考にしていただきたい。

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