葉物野菜の代表というと、ほうれん草だろう。今では夏でも食べられるほうれん草だが、旬は冬だ。冬はほうれん草がおいしい季節だ。
しかし、おひたしなどでいただくほうれん草は、なんとなくスカスカな感じがする。気のせいだろうか?もしかしたら、もっとおいしいのではないだろうか?
ここでは、そんなほうれん草をおいしく食べる方法をご紹介する。
1.とりあえず湯がく
沸騰したお湯にほうれん草を入れる。お湯は大きな鍋に、たっぷり沸かした方がよい。その方がお湯が冷めにくいし、早く火が通る。
鍋の大きさとしては、ゆがくほうれん草を押し込んだりせずに、余裕で入るくらいがよい。
入れ方は、人それぞれこだわるところがあると思うが、ソレガシは根の方から入れる。火が通りにくいからだ。
入れて、一度沸騰したら火を止めてざるに上げる。
2.水を切る
次は、水を切る。このとき、絞らない。絞らずに、まな板のような板(もちろん、まな板でもよい)に、ほうれん草を根と葉それぞれの向きをそろえて、広げるように並べる。
ほうれん草を並べた板を、ほうれん草が崩れないくらいの角度で立てかける。もちろん、水が落ちるので水受けを置き、その中に入れて立てかけた方がよい。
そのままおいておき、盛りつける直前に切り分ける。水が残っていても絶対に絞らない。
切るときも、よく研いだ包丁で優しく切る。押しつけるように切ってはいけない。
3.食べる
やさしく切り分けて、盛り付けたら出来上がりだ。どうぞ召し上がれ。
いかがだろうか?甘くないだろうか?そう。ほうれん草のおひたしは、甘いのだ。水は残っているが、その水はこの甘さのじゃまをすることはない。ものすごくおいしい。
だから、花鰹をかけるだけで全然いける。醤油はいらない。
4.ほうれん草の性質
ほうれん草は、どちらかというと柔らかい部類に入る野菜と言える。だから、乱暴に扱うと傷が入り、うまみが逃げてしまうのだ。
だから、絞ってはいけない、押しつけるように切ってはいけない、のだ。
大きい鍋でたっぷりのお湯に入れるのもそうだ。曲げたり。押し込んだりするとすぐに傷が入り、うまみが逃げる。だから、たっぷりのお湯なのだ。
5.ざるで水を切らない
水をきるときは、板にきちんと並べる。こうすることで余分な水がきちんと落ちる。
ざるでは、葉や茎が入り組んでしまい、水が落ちきれない。
6.まとめ
ほうれん草のおひたしというと、
- なんだかすかすかの葉っぱを食べる
というイメージをお持ちの方もいらっしゃるだろう。しかし、ひと手間かけるだけで全然違う味になる。
今回ご紹介した方法は、そんなほうれん草に対する払拭してくれる。その甘さは本当に優しい。是非お試しあれ。
