夏は冬以上に冷やされる

夏は冷えの季節だ。

言うまでもない。

冷房による冷えだ。

暑い季節を快適に過ごすための環境がアダになっているのだ。

ここでは、暑い季節の、冷房による夏の冷えについてご紹介する。


1.夏は冷やされる

夏は冷やされる季節だ。

冷房による冷えは半端ではない。

帰宅して、入浴時に湯船に浸かったとき、鳥肌は立たないだろうか。

鳥肌が立つのは、冷えている証拠だ。

冬の寒い日に、湯船に浸かって鳥肌が立つのと同じ現象だ。

2.体内カレンダー

夏は暑い季節だ。

暑い時期は、

    • 暑いものだ

と体の温度調節機能は準備している。

冬も同じだ。

たとえば、

    • 冬は寒い

と体の中では決まっているので、冬の寒い時期に気温が20℃を越える日があったりすると、半袖でちょうどよかったりする。。

しかし、暑い時期である夏に、気温が20℃まで下がると、エラク寒く感じる。

湿度の違いもあるだろうが、同じ20℃でも、夏と冬では感じ方が全く違う。

これは、体内に、体内カレンダー、季節カレンダーとも言うべき機能が存在していることを示唆してくれている。

3.冷房により代謝がアップする

夏は暑い季節なので、体温を維持しやすい。

そのため、代謝は低くなる傾向にある。

というか、体の中では、夏は暑いものと決まっているので、代謝を低める方にシフトする。

しかし、夏の冷房は、それに待ったをかける。

暑くて、代謝を低くしてもよい時期なのに、暑くないどころか、冷房により夏本来の温度よりも温度の低い状態が続く。

低い温度により、体温が低下するのを防ぐために、代謝をアップさせなければならない。

それくらい夏は冷やされる。

だから、最近の夏は、痩せやすい。

昔とは事情が異なってきている。

4.夏こそ加温

夏は暑いから、加温は必要ない、と考える。

非常に危険だ。

冷房で冷やされ、さらに、手が伸びた冷たいもので冷やされる。

外側と内側と、両方からしっかりと冷やされるのだ。

これだけ冷やされていれば、体がだるかったり、体調が今一つだったりは当たり前だ。

最近の夏は、しっかりと体を温めなければならない。

5.半身浴

夏は暑いので、シャワーで汗を流すことが多い。

汗は流れても、体は冷えたままだ。

ここはきちんと、ぬるめのお湯で半身浴、といきたい。

半身浴は、疲れることがないので、疲れた夏の体に最適だ。

ただ、くれぐれもぬるいお湯で行ってもらいたい。

10分も浸かれば、内側から温められる。

6.寝る前の白湯

冬の寒い夜、ふとんに入る前に温かい飲み物を飲んでからはいると、寝付きがよい。

夏も同じだ。

お風呂上がりに冷えたもので汗を引かせ、寝る前にも、体温が上がらないように、と冷たいものを口にする。

マイナスだ。

寝るときには、汗を十分引かせてから、温かいものを飲む。

ものすごく熱い必要はない。

ぬるい程度で十分だ。

寝るときには、内側から温めた方が寝付きがよくなる。

7.冷房の無い環境は別

一方、屋外や、冷房のない部屋、冷房をつけていない部屋などは別だ。

そのような環境は、本来の夏でしかない。

そのような環境では、代謝は低くなる方向にシフトするし、お風呂に入っても鳥肌は立たない。

というか、入浴はシャワーで充分だ。

8.まとめ

夏は冷房で体が冷やされる。

それもあなたが考えている以上に冷やされている。

夏の冷えには、加温だ。

温かいものを飲み、内側から加温し、半身浴で内側から加温する。

寝苦しい夜も、内蔵が温められていれば寝付きがよくなる。

夏はいつも体調が今一つ、と言う方。

参考にしていただきたい。

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