雪道を運転するとき カユイトコロ

◎雪道初めてな人へ
◎あれば便利なもの
スキーとかスノボを車で行く人、多いと思います。
 
慣れていればなんてことないのですが、初めてだと結構緊張しますね。
今回は、雪道での運転についていくつか書きました。
(ゼロ)スピードは出さない。
普通の道でもそうですが、とくに雪道は厳守です。滑りやすいです。周りの車がバンバン
飛ばしていても、多分地元の人か、怖いものしらずの人でしょう。
地元の人にはかないません。あおられたりしたら、速攻ハザードを出してゆっくりとまって
譲りましょう。
変なミエを出して、張り合ったりすると思わぬ事故につながることがありますからね。
①エンジンブレーキ
ブレーキというと、フットブレーキだと思いますが、雪道は断然エンジンブレーキです。
特に、下り坂。フットブレーキよりも、エンジンブレーキを優先します。
・・・???エンジンブレーキって?というひとも結構多いと思います。
だって、あんまし使わないよね。
いまはほぼ死語になりつつあるマニュアルシフトの時代には、ほぼ常識だったのですが、
オートマになってからは、むしろ運転中、シフトレバーに手をかけることすら少ないと
偏思います。
管理人はその逆で、運転中左手は常にシフトレバーです。だって、管理人、マニュアルで
育ちましたからね。
このエンジンブレーキ、実は燃費向上にも一役買ってくれるって、知ってました?
たとえばD(ドライブ)から2(セカンド)にダウンすると、燃料の噴射が停止し
その分、節約になるのですね。
また、フットブレーキは、タイヤの回転を止める役割をするのですが、エンジンブレーキは
エンジンの回転数を変えるので、タイヤロックもないので安心です。
ただ、欠点はあります。
エンジンブレーキは完全に止まりません。まぁ、減速効果の方が大きいわけで、減速の手段として
フットブレーキよりもエンジンブレーキをお勧めする、という感じです。
あ、あくまでも本番前に、普通の道で慣れてくださいね。
②じんわり踏む
フットブレーキです。
とにかくゆっくり踏みます。
ガンガン踏みません。
ガンガン踏むと、「つーーー」って感じで滑り出します。危ないです。
滑り出すと、ブレーキはなしてもしばらく止まりません。怖いです。
じんわりと踏みます。
③とにかく焦らない
あせってはいけません。
五分遅れてるから取り戻そうと思って事故なんか起こすと、五分遅れで
済んだところが旅行中止にもなりかねません。
あせらず行きましょう。
④スタッドレス必須、チェーン携行
必須です。
ノーマルタイヤはご法度です。
「チェーン規制がないから」と言ってノーマルタイヤは本当に危ないです。
「俺なんかスタッドレスもチェーンも持ってないよ」-運がよかっただけです。
「スタッドレス滑るんだよなぁ」そうです。でも、ノーマルよりもはるかに停まります。
出費が痛いですが、事故を起こしたらその百倍以上の損失がまってます。
ぜひ準備してください。
⑤チェーンを装着するとき
圧雪だとスタッドレスでもだめな場合があります。
あと、うっかりノーマルで行ったときとか。
そういう場合はチェーンを巻きます。
チェーンを巻くときは、手が汚れるし、泥もつくので軍手を使いますね。
ところが、この軍手、雪道での作業ではほぼ無力と化します。
なぜなら、軍手についた雪は手からの熱で解けて水となりしみこみます。
軍手でよかったはずが、水手袋となり、もはや手がめちゃくちゃ冷たく
なります。
泥がついて困るどころの騒ぎではありません。
そこでお勧めが炊事とかに使うゴム手袋です。ひじくらいまであるのが
お勧め。
まず、完全防水なので、水は入ってきません。
また、それなりの厚さがあるので、雪をさわってもすぐには冷たくなりません。
ひじまであれば、まず手の中に雪や水は入りようがありません。
冷たいのがいやな人は、軍手をしてからゴム手袋。これは完璧です。
⑥砂
よく雪国の国道なんかを走っていると、路肩に箱があって
「すべりどめ用砂」
ってあります。あれです。
ただ、滑るときに横に砂があればいいんですけど、だいたいそういうときには 
砂はありません。
だから、自分でもって行きます。ホームセンターで売ってるものでいいんですけど、
そんなに大量には要りません。小さいレジ袋に二つくらい。
スタッドレスなら、めったに滑りませんけど、管理人はつい最近はまりました。
駐車場の入り口が昇り勾配で、たまたまはまってしまったのです。
そのときは、一緒に行った人に押してもらって抜けましたけど、ああいうときは
ハンドル切っても何してもまったくだめなんですね。
つくづく砂があれば、と思いました。
ちなみに、雪国の人が絶対の信頼を寄せるのが、この「砂」なんですね。
とくに「乾き砂」が一番いいそうです。
年配の方が「乾き砂が一番だ」とボソっとおっしゃったときには、鳥肌がたちました。
圧雪、凍結、なんでもござれだそうです。
⑦そのほか
とにかくゆっくり、あせらずです。くれぐれも地元の方と張り合わないように。経験が
違いすぎますから。
お気をつけて。

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