とんびに気を付けろ!!

ウシマツです。

アウトドアの盲点、とび、鳶について書きました。

気持ちよく大空に浮かんでいるとび(鳶)。
実は、あなたの食料をしたたかに狙っています。

空を漂う、とびが狙ってる

春になると、外に出る機会が多くなります。
やっと暖かくなって、ピクニック、ハイキング。
広い公園、草原、砂浜など、いろいろな場所に繰り出します。

それに、外で食べるお弁当のおいしさは格別。
お弁当を食べたら、おなかいっぱいで眠くなります。
のんびり昼寝したり、遠くを眺めたり。

空を見上げれば、とびが気持ちよさそうに浮いています。

人出の少ない場所の方が、ゆっくりできます。
なので、穴場を探したり。

江ノ島なんか行くと、サーファーがたくさんいます。
たくさんいるのですが、みなさん海にいるので、砂浜は閑散としています。

とびの急襲は音もなくやってくる

サーフィンを楽しんでいる人たちや、水平線に見え隠れしている船を眺めています
突然

「ガサ・バサッ」
という音がしたかと思うと、横に置いてあるお弁当の包みが散らばってます。

「あれ?」
と思ってあたりを見回しても、なにがどうなったのかさっぱりわかりません。
とびの襲撃を受けたのですね。

大空を気持ち良さそうに浮いているとび。

彼らはヒマなので浮いているわけではありません。
ふわふわ漂いながら、地上の食料を狙っています。
そして、スキを見つけて、かっさらって行きます。

その手口は、非常に素早い、というか、あっぱれというか。
持ち主がちょっと気をぬいた瞬間に、音もなく急降下。
獲物をつかむと、一羽ばたきして飛び去ります。

「え?」
と思うと姿はありません。
ものすごく速いです。

とびの急襲は、まさに一瞬の出来事

本人は、何が起きたのかすらわかりません。
なんでお弁当が散らばっているのかもわかりません。

「風がふいて散らばったかな?」
なんて思うほどです。

だいたいそういうときは、自分が何をしていたのか記憶がありません。
ぼーっとしていたのですから。
思い返しても、真っ白です。

そういう数秒を狙っているのです。

たとえば、おにぎりを手にして、遠くを見ています。
そういうおにぎりとかも持って行かれます。
まさにピンポイント攻撃です。

とびにスキを見せるな

予防には

  1. 食料を広げすぎない
  2. バッグ、リュックなどは、そのたびに口を閉める
  3. パラソルなどで、空から見えないようにする
  4. 手にしたら、さっさと口に入れる
  5. シートなどをかぶせる
  6. 人出の多い場所を選ぶ

などがありますね。

しかし、どれも完全ではありません。

一番いいのは、スキを見せないことです。

彼らは、一瞬のスキをつくのが本当にうまいです。
さすが野生です。
スキをつかれたら、確実にさらわれます。

空を見上げて、とびが浮いていたら。
気をつけましょう。
高い空から狙っています。

気が気ではありませんが、注意すれば大丈夫です。

どうぞお気をつけて。

以上、ウシマツでした。