あなたは、
- ダイエットは痩せたら終わり
と考えていないだろうか?そうだとしたら、それは大きな間違いだ。これは多くの方が陥りやすいポイントだが、実は「痩せる」ことはダイエットの準備だ。痩せてからが本当のダイエットの始まりなのだ。
その理由は簡単だ。痩せたからといって食生活を元に戻し、エクササイズもやめてしまえば、痩せるのに費やした時間の数分の一の期間でダイエット前にもどる。
- ダイエット前は、痩せていなかったが、体重は維持していた
と言う方がいらっしゃるだろう。たしかにそうかもしれないが、そのために犠牲にしてきた何かがあるはずだ。それは食べることだろうし、食べるモノのカロリーだろう。それらに気を使い、ある程度の我慢をしてきたから維持できていたはずだ。
そして、あなたがダイエットしようと決心した理由を、もう一度考えてみてほしい。もちろん、
- 痩せたい
がメインだろうが、その陰に
- 太ることを気にせず、おいしいモノをたくさん食べたい
- 好きなモノを思いっきり食べたい
というのはないだろうか?もしあるのであれば、痩せたことは次の段階の始まりだ。「痩せたから」といって食欲の多賀をはずしたら一巻の終わりだ。
しかし、あなたはここまで読み進めてきて嫌気がさしてきているはずだ。
今までがんばってきたのに、ここからが始まりだなんて、気が遠くなる
そのとおりだ。あなたが
- ダイエットは我慢
と考え、一日のうちの数十分をエクササイズに費やしているのであれば、それらと同じように続けなければならないからそう感じるのだ。
ここでは、そんなダイエット後の、将来にわたっての維持に最適な方法をご紹介する。
お断りしておくが、ここでご紹介する方法は、自重筋トレやウェイトトレにより痩せ、その結果作り上がった「マッチョ体型」の維持には適していない。あくまでも「痩せた結果」の維持だ。マッチョ体型の維持は必要なエクササイズを続けていただきたい。
1.ダイエットを維持する方法
結論から申し上げる。ダイエット後の維持は、
- 脂肪をきちんと燃焼させること。
- それを将来にわたり続けていくこと。
この二つに尽きる。そして、そのための方法としてフロントブリッジを利用し、フロントブリッジで得られる効果を利用して三食のうちの一食を完全に抜く。というか、一食が不要になる。
フロントブリッジの具体的な方法、詳しい方法は「ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。
1-1.仕組み
フロントブリッジを行うと、脂肪が燃焼される。脂肪が燃焼されると、それまで食事などでまかなわれていたエネルギー補給が、脂肪燃焼に取って代わられる。そのため、食事をする必要がなくなる。
1-2.本当に燃えるのか
確実に燃える。それもかなり効率よく燃える。おそらくあなたも、脂肪燃焼のために筋トレや有酸素運動をされてきたはずだが、それらのどのエクササイズよりも効率よく燃える。
その理由をお示しする
1-2-1.時間
フロントブリッジは、とりかかってから終わるまで十分前後だ。着替えも何もいらない。場所も器具、道具もいらない。
1-2-2.燃える範囲~広さ
体の正面を鏡に映していただきたい。鏡に映っている肩から下の範囲の脂肪が燃える。腕はもちろん、指も燃える。さらには、顔の肉も薄くなる。顔を洗うと、それまで感じられなかった頬骨などが指に触れるのがわかる。
1-2-3.燃える脂肪量
体幹部といわれる筋肉群の周辺の脂肪が燃やされる。皮膚に近い部分から、内蔵に近い部分、内蔵と内蔵を支えていえ筋肉まで燃える。
一つ一つの筋肉は小さいが、集まるとかなりの数だ。というか、鏡に映っている範囲の、表も裏もあわせたもの全部だ。
これらの筋肉の周辺にある脂肪がすべて燃やされるので、その量は非常に多い。
1-2-4.燃え方
体幹部を構成する筋肉は、遅筋と呼ばれる持続性の筋肉だ。瞬発力はあまりないが、持続性に優れる。そのため、脂肪をゆっくり燃やしてくれる。
広範囲の遅筋により、多くの脂肪がゆっくりと燃え続ける。これにより、エネルギーの生産が長時間にわたり継続する。
このように効率の良い燃え方をダイエット後の維持に利用するのだ。
2.長く続ける
ダイエット後の維持は、長く続けるものだ。
2-1続けるこつ
長く続けるこつは、飽きたときをいかに乗り越えるか、だ。
長く続けていると、必ず飽きる。どんなことでも飽きる。飽きたときでも、なんとかこなせるモノでなければ続けるのは難しい。そのためには、
- いかに短いか
- いかに簡単か
- 一回あたりの反復回数がどれだけ少ないか
これらを、少しでもクリアできていることが必要となる。
2-2.フロントブリッジの場合
2-2-1.いかに短いか
フロントブリッジにかかる正味の時間は十分前後だ。やろうと思ったらすぐできる。着替えとか、準備とかはいらない。
2-2-2.いかに簡単か
同じ姿勢を一定時間保持するだけだ。体を広げたりしないので、場所もとらんない。
2-2-3.反復回数
同じ姿勢をするだけなので、曲げ延ばしなどの反復動作はない。
2-2-4.そのほか~間接への負担がほとんどない
動かずに同じ姿勢を保持するだけなので、膝や肘の曲げ延ばしなどない。だから間接への負担がないので続けても故障などの心配がない。
まとめ.
ダイエットで痩せるのは、その後の維持のための準備だ。そして、維持は将来にわたって続けるものだ。
そして維持はゴールがない。ゴールがないが、続けなければならない。長く続けるのであれば、できるだけ単純なものがよい。
単純なエクササイズとしてフロントブリッジを行い、そこから得られる効果を利用して食事を一食抜く。これで十分に維持ができる。
あなたも是非、現在のプログラムにフロントブリッジを取り入れ、ダイエット後の維持をしていただきたい。そして続けていただくことで、その効果の驚くはずだ。そして知らず知らずのうちに、素晴らしい結果を手にしていることに気が付く。お約束する。