お気に入りのスニーカー。
履くたびに、乾かしてからブラシをかけているので、大した汚れもついていない。
しかし、よく履くのでカカトがすり減って、穴が空いてしまうことがある。
スニーカーのカカトに穴が空くと、雨の日など、カカトから水が入ってきて、かなり冷たい。
雨水は、つま先から入ってくるのが普通なのに、カカトがぬれると、ものすごい違和感だ。
ここではそんな、スニーカーのカカトに空いた穴を直す。
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1.スニーカーのカカトに空いた穴
スニーカーのカカトがすり減ると、穴があく。
その穴から水が入ってきて、カカトが濡れて冷たい。
カカトが濡れると、ものすごく不快に感じる。
気に入っているスニーカーなので、捨てるのももったいない。
そんなときは、ゴムシートを貼りつけると水漏れが直る。
2.ゴムシート
基本的には、こちらの記事と同じだが、カカトに当てるものが違う。
今回は、ゴムシートを使う。
ホームセンターなどに並んでいる、厚さ3mm位のゴムシートだ。
色が黒なので、裏が白いスニーカーには不釣り合いだ。
色が気にならない方にお勧めする。
気になる方は、シリコンや、あめ色のゴムシートをお探しいただきたい。
3.用意するもの
- ゴムシート
- 接着剤 「ダイヤボンド 888」など
- サンドペーパー 100番前後
- ブラシ
- ハンマー
- カッター
4.作業開始
- 補修したい部分とゴムシートパッチにサンドペーパーをかける
- サンドペーパーをかけたら、カカトの穴をふさぐようにゴムシートを当て、マジックなどで1cmくらい余るよう、少し広めに縁取りする
- 縁取りした線にそって切り取る
- 切り取ったら、貼り付ける部分と、貼り付けるシートのサンドペーパーをかけた面に接着剤を塗り広げ、20分間乾かす
- 20分後、接着剤をさわって、べたつくよなら、もう5分程度乾かす
- べたつかなかったら、シートを貼り合わせて、指で圧着する
- 貼った部分を、ハンマーで叩く
- そのまま数時間乾かし、はみ出ている部分をカッターなどで切り取って完成
5.ポイント
- サンドペーパーをかける時は、力を入れない。
- また、ブラシでサンドペーパーと、サンドをかけている部分に、こまめにブラシをかけながらかける
- 接着剤は、十分に乾かすのがポイント
- ハンマーでたたくとき、靴底のカカトに当たる部分に角材などを当てると叩きやすくなる
6.水は入らない
見てくれは、正直よくない。
しかし、スニーカーの裏側だし、ヒトのカカトを見てどうのこうの言う人は、あまりいない。
なにより、水が入ってきてものすごく不愉快だったスニーカーが蘇ってくれるくれるので、大満足だ。
7.仕上げにサンドペーパー
作業終了時に、はみ出た部分をカッターで落とした。
切り口がでこぼこして気になるなら、サンドペーパーで仕上げてもよい。
ソレガシは、
- カカトだから、いいか・・・
という感じで、切り口を整えてはいない。
気になる方は、サンドペーパーでの仕上げをお勧めする。
8.まとめ
スニーカーのカカトに穴があくと、カカトが濡れて、ものすごく不快だ。
そういうときは、ゴムシートを貼りつける。
見てくれはあまりよくないが、水が入ってこなくなるので問題ない。
それに、カカトの裏を見てどうのこうの言う人はあまりいない。
カカトから水がはいってくるけど、お気に入りなので捨てたくない、という方。
参考にしていただきたい。