キングジムの、ポータブックを購入した。
使い始めてまだ数日だが、これまでに感じてきたポータブックの使用感についてご紹介する。
1.文房具
まず、ポータブックを使う上で注意しなければならないことがある。
それは、このマシンが
- 文房具
であることだ。
理屈っぽく言うが、ポータブックは、あくまでも文房具だ。
単なるノートマシンではなく、文房具なのだ。
2.人を選ぶ
当たり前なのだが、文房具は、使う人を選ぶ。
なぜなら、
- 道具
だからだ
その人が必要としていれば役に立つだろうし、必要としていなければさっぱり役に立つことはない。
文房具とは、道具とはそういうものだろう。
3.ポータブックは、文房具
そしてポータブックはそういう性質のマシンだ。
道具ゆえに、誰もが気に入るという性質のものではない。
だから、WEB上での評判がそれほど芳しいものではないのは、無理からぬことだ。
そう考えると、妙に納得できる。
4.使用感
とりあえず、小さい。
小さいが、キーボードが18mmのフルピッチ。
ポメラのピッチが17mmで、ディスプレイもそれ相応だったのに対し、ピッチが18mmで画面が8インチだと、ものすごい違和感を感じる。
8インチの小さい画面を見ながらタイプしていると、キーボードから連想されるイメージと画面サイズのギャップが大きすぎる。
慣れの問題だとは思うが、あたらしい感覚だ。
5.フィンガーマウス
ポータブックには、フィンガーマウスがついている。
このフィンガーマウスの評判が芳しくない。
ソレガシは、モバイル時にはタブレット+bluetoothキーボードの組み合わせをメインとしている。
各操作を、キーボードショートカットで行えるので、手がキーボードから離れることがないので重宝している。
しかしタブレットでは、キーボードショートカットが使えない操作がいくつかある。
その場合には、いちいちキーボードから手を離して画面をタップしなければならない。
これは正直、非常に面倒くさい。
それがポータブックでは、フィンガーマウスのおかげでキーボードから手を離さずに済む。
これだけでもストレスが軽減される。
5-1.フィンガーマウスの使い方
実はこのフィンガーマウス、使い勝手が微妙すぎるというもっぱらの評判だ。
というのは、例えばクリックしたいところにポインターを置き、指を離す。
すると、指を離した瞬間にポインタが微妙にずれる。
微妙にずれるため、クリックしたいボタンなどからポインターが外れてしまう。
外れるので、もう一度ポインターを置くべく、フィンガーマウスを操作する。
この操作が、二度、三度になることもある。
これがものすごく煩わしいのだ。
普通のマウスや、トラックパッドではありえない煩わしさだ。
だから、フィンガーマウスは使い方に工夫がいる。
5-2.フィンガーマウスの仕組み
フィンガーマウスは、普通のマウスでいうマウスパッドやデスク表面が指になる。
ふつうのマウスで例えれば、マウス自体を動かすのではなく、マウスパッドやデスク表面が動く、というイメージだ。
だから、フィンガーマウスを使うときには注意が必要となる。
5-3.指は、フィンガーマウスに置いたまま
面倒くさいのだが、マウスボタンをクリックするときに、指はフィンガーマウスに置いたままにするのがコツだ。
クリックするボタン等にポインターを置いたら、指をはなすことなく、フィンガーマウスのボタンを押す。
このフィンガーマウス、それ自体は動かないので、指を置いたままにすればポインターが動くことはない。
フィンガーマウス自体が動かない点は、トラックパットやトラックボールとの大きな違いであり、フィンガーマウスならではの長所だ。
ちなみにソレガシは速度を最速に設定し、ご紹介したように操作している。
指を置いたままなので、ポインターがずれたり外れたりしない。
むしろ、タップを設定したトラックパッドで、不用意に触れたときにどこかに飛んで行ってしまうわずらわしさがない。
そういうストレスを感じずにキーボードから手を離さなくてよいのがものすごく使いやすい。
6.スペースキー
スペースキーを押すときに、キーボードの枠が邪魔になる。
邪魔にはなるが、逆に親指を置いて休ませることができる。
角度を工夫すれば、スペースキーを押すときに特に邪魔になるものでもない。
7.携帯性
A5というサイズの携帯性は、想像していた以上。
ものすごく小さい。
A4サイズのブリーフケースに入れても、半分ですむ。
公共の場で広げても、ほとんど目立たないというところ。
それくらい小さい。
8.表示
デフォルトでは、ものすごく小さい。
デスクトップのカスタマイズなどを行えば、好みの大きさに変えることはできる。
できるが、ポータブックの8インチという特性をないがしろにしてしまうのが悩ましいところだ。
9.キーボード
先にもご紹介したが、キーボードピッチは18mm、フルサイズだ。
打鍵感覚もよく、ポメラよりも格段に打ちやすい。
格段に打ちやすいが、先にご紹介したように手から伝わるイメージと目の前の画面サイズにギャップがありすぎて、非常に困惑する。
10.ストレージ
ノートマシンのローカルには、ほとんど保存しないので、デフォルトで十分。
アップデートで増えても、Windowsの指示通り削除すれば、すぐに10GB程度は増える。
とりあえず、SDカード等での増設は考えていない。
11.バッテリーのもち
バッテリーの持続時間が短い。
フル充電で5時間というスペック。
実際には、3時間未満。
使い方としては、バッテリー主体で使い、残量が20%程度になったら電源を接続して使用する。
電源が使用できない場所であれば、モバイルバッテリーは必須となる。
12.画面が小さい
8インチなので、当然。
見にくくて仕方がない、というのであれば、先にもご紹介したがカスタマイズは必須となる。
必須となるが、8インチの良さが無くなってしまうので、痛しかゆしだ。
13.愛すべきマシンに
あまりよい評判を目にすることのないポータブック。
そんなポータブックだが、どうも使う側にいろいろと工夫を要求するマシンのようだ。
いろいろと工夫して、愛すべきマシンとしていきたい。
14.まとめ
ポータブックを使っての使用感をご紹介した。
違和感を感じるのは、小さな画面にフルサイズのキーボードで入力をしている時だ。
キーボードはフルサイズにもかかわらず、小さな画面をのぞきこむその違和感は、ポータブックならではだろう。
ポータブックってどうなの、という方。
参考にしていただきたい。
