食べることが好きな方にとって、食事後の血糖値の上昇は由々しき問題だ。
血糖値の上昇は、インスリンの大量分泌を意味する。
血液中の糖は、インスリンにより細胞中に取り込まれるが、使われなかった糖は脂肪になって蓄えられる。
確実な増量の原因だ。
しかし、有酸素運動で血糖値の上昇が抑えられるとしたらどうだろうか?
ここでは、有酸素運動による血糖値が上がりにくい体を作る方法をご紹介する。
なお、本記事はこちらの記事(運動はインスリンなしで血糖値が下がる)を参考にさせていただいた。
ありがとうございます。
1.有酸素運動と血糖値
結論から申し上げる。
有酸素運動は血糖値上昇の予防に非常に有効だ。
ここでは、この理由について述べさせていただく。
2.有酸素運動と遅筋
有酸素運動中に主に活躍するのは遅筋だ。
遅筋は、ブドウ糖トランスポーター(GLUT)というたんぱく質が速筋に比べて多く含まれる。
つまり、遅筋を刺激すると血中のブドウ糖が先のGLUTにより遅筋内に取り込まれる。
3.糖質と血糖値上昇
糖質を一度に大量に摂ると、食後に血糖値が大きく上昇する。
これはインスリンの分泌を促進させ、ゆくゆくは膵臓機能の疲弊から、糖尿病に至るものだ。
一方ご紹介したように、遅筋を刺激することで血液中のブドウ糖を取り込むことができる。
すなわち、血糖値を下げることができる。
4.遅筋を刺激する
遅筋は、体幹部に大量に分布している。
なぜなら、立ったり座ったり、姿勢の維持を担うのは体幹部の遅筋だからだ。
そのため、体幹部の遅筋を刺激すると非常に高い効果が得られる。
5.体幹部の遅筋を刺激する方法
本ブログでは、体幹トレーニングの一つである
- フロントブリッジ(プランクとも)
をお勧めしている。
詳しい方法、効果等については次の記事をお読みいただきたい。
| ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ |
| フロントブリッジの効果を利用した食事制限 |
6.よい姿勢で食べる
以上のことから食後の血糖値上昇を抑える一つの方法は、
- 遅筋を刺激しながら食事をする
ことだ。
遅筋は、姿勢を維持する筋肉でもある。
先にもご紹介したように、体幹部には姿勢維持のための遅筋が沢山存在している。
つまり、良い姿勢で食事をすると、血液中のブドウ糖を体幹部の遅筋に取り込むことができる。
食後の血糖値上昇を抑えることができる。
猫背ではなく、背筋を伸ばして食事。
これだけで効果は全く違う。
もちろん、そのための補助ツールとして、フロントブリッジは有効だ。
7.インスリン感受性
ご紹介した内容は、インスリン感受性の正常化、向上にもつながる。
つまり、遅筋を刺激することで血糖値を下げやすくなり、インスリンの過剰な分泌抑制にもつながる。
ひいては、肥満や糖尿病の予防にもつながっていく。
8.まとめ
有酸素運動と血糖値についてご紹介した。
食べることが好きな方にとって、血糖値の上昇は由々しき問題だ。
しかし、ご紹介したように、日頃から体幹部の遅筋を刺激することで、血糖値の上昇を抑えることができる。
もちろん、これは肥満や糖尿病の予防にもつながる。
食後の血糖値が心配で仕方がない、と言う方。
参考にしていただきたい。
