体重を量るのは、簡単にできる健康管理方法だ。
いろいろなことがわかる。
しかし、実際に始めようとするといろいろと悩む。
その代表的なモノが
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- 体重を量るベストタイミングはいつか?
というものだ。
どうせ量るなら、ベストなタイミングで計りたい。
そう思うのは誰しも同じだ。
ここでは、体重を量るタイミングの決め方についてご紹介する。
1.体重を量るタイミングの決め方
結論から申し上げる。
いつでも良い。
あなたが
-
- これだったら、ずうっと続けられる
というタイミングであればよい。
時刻や、時間ではない。
あなたにとっての
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- 長く続けられるタイミング
だ。
2.何にポイントを置くか
大事なのは
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- 長く続けられるかどうか
で、
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- 体重の正しい値
ではない。
いくら
-
- 正しい値
を測っても、
-
- 面倒くさいので一回きり
では全く意味がない。
3.続けてわかること
あなたのタイミングで体重を測り、それを記録していく。
すると、いろいろと見えてくることがある。
それは
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- 増減のパターン
であり
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- 季節による変化
- 月による変化
- 週による変化
だ。
4.一喜一憂よりも
体重を測って
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- 昨日は減ってたけど、今日は増えている。がっくり
と一喜一憂するのは当然だ。
しかしそれよりも、先にご紹介したように、あなたの体重パターンを知る方が重要だ。
増減パターンがわかれば、たとえば月曜日に計って前の週末よりも増えていても
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- 週初めは増えるので大丈夫
となる。
増えるはずが減っていれば
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- 減った原因はなにかあるだろうか
と生活を見直すきっかけにもなる。
5.とりあえず三日
とりあえず、
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- 三日続ける
ことをお勧めする。
いきなり
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- 最低一年間は頑張ろう
は、息が切れる。
三日続けることを頭に置いて続ける。
気がつくと、二年、三年と続いている。
6.あれこれ増やさない
最初は
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- ついでだから、体脂肪も計って、血圧も計って・・・
などと、てんこ盛りにしがちになる。
やめたほうがよい。
もちろん、量る項目は沢山あった方がいろいろなこととわかる。
しかし
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- あれもこれも
と盛り込むと、そのうち
-
- あ~、めんどくさ
となる。
体重と、せいぜい一緒に表示される他の項目一つ(たとえば体脂肪率)だけで十分だ。
続かなければ意味がない。
7.出来れば
ただ、出来れば食事の前に量るとよい。
食べてから量ると、当然増えている。
食べる量が毎日一定であればよいが、ほとんどの方はそうではないだろう。
ちなみにソレガシは帰宅し、着替えたらすぐに量る。
食事の前だ。
平日であれば、だいたい生活パターンが決まっている。
極端にリズムやパターンが変わることはない。
だから、帰宅直後に量る。
8.パターンが違っても気にしない
日によっては
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- ランチでビュッフェに行った
- 中華バイキングに行った
などという日もあるだろう。
そういう日も、同じペースで量る。
一日単位でみれば、全く状況は違うが、長い目で見れば
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- ほんの一瞬
的な出来事だ。
だから、そういう
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- たまにある異常
は気にしない。
気にしても仕方がない。
9.続けることが最も重要
繰り返しご紹介したが、とにかく続けることが重要だ。
重要なのは
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- 何が正しいのか
ではなく
-
- 長く続けること
だ。
ちょっとした記録でも、長く続けるとそこからいろいろなことがわかる。
先にご紹介したように、いくら正しくても
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- めんどうだから、一週間でやめた
では全く意味がない。
あなたの生活リズム、ペースに合わせて、長く続けられるタイミングを見つけていただきたい。
10.まとめ
体重を量るタイミングの決め方についてご紹介した。
体重を健康管理に活かすときのポイントは
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- 長く続ける
ことだ。
だから、
-
- 正しいタイミング
よりも
-
- 長く続けられる
ことに重点を置いたほうがよい。
あなたの生活リズム、パターンから、
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- このタイミングなら続けられる
というタイミングを見つけていただきたい。
そして長く続けていただきたい。
長くお続けいただければ、いろいろなことがわかってくる。
繰り返しになるが、ポイントは
-
- 何が正しいか
ではなく、
-
- 続けられるか
だ。
体重を量るのは、いつがよいのだろうか、という方。
是非、参考にしていただきたい。