あなたは体重を計っていらっしゃるだろうか?
ソレガシは毎日計っている。
三年くらい前のある日
計れるときに計って記録しておこう
と思ったのがきっかけだ。
毎日体重を計る効果についてご紹介する。
1.体重を毎日測る
結論から申し上げる。
体重を毎日測るのはダイエットに効果がある。
自分の体重を測り、記録するだけだ。
これだけでかなりの抑止力になる。
2.抑止力
何の抑止なのか?
食べたい、という衝動を抑えることができる。
毎日の計測が、
- 食べたい
という衝動に影響をあたえるのだ。
だから、効果というより、影響という方が正しいかもしれない。
3.増やすより減らす方が難しい
増やすより、減らす方が難しい。
体重を増やすのは、ある意味簡単だ。
そして、増えた体重を減らすのはものすごく難しい。
もちろん、ある程度までの話だが。
体重を毎日計っていると、
- どのくらい食べると、どのくらい増える
- ここまで減らすのにどのくらい時間がかかる
などが、なんとなく分かってくる。
何となく分かってくると、
- ここまで減っているのに、いま食べると、これだけ増える
- これだけ増えると、ここまで戻すのにこれだけかかる
などが見えてくる。
そうすると
- 減ったものを増やすのはもったいない
と言う感じで、食べるのがいやになる。
もちろん、それだけではない。
- ズボンのベルトに触れるお腹
なども抑止力になる。
痩せていても、太っていても、触れるものは触れるが、それでもいい気分はしない。
4.計るだけダイエット
体重を計るだけでダイエットになる、という方法がある。
計るだけダイエットだ。
私見だが、計るだけでは痩せない。
計るだけではダイエットにならない。
計るだけでダイエットになるのであれば、レコーダー付きの体重計に乗っていればよい。
計るだけダイエットの本性は、
- 計った結果活用ダイエット
なのだ。
5.どういうアクションをとるか
計って、その結果を見て自分で何かを変えようと思うから痩せるのだ。
アクション起こすからやせるのだ。
間違っても、
- 計るだけ
では太ることはあっても、やせることはない。
6.減らすのは簡単ではない
ソレガシもそうだ。
増えても減っても数字で表される。
増えるのは簡単だが、減らすのは簡単ではないのが具体的な数字で突きつけられる。
なので、減った体重を増やしたくない、と思う。
これは、かなりの抑止力になっていて、平日の午後に
- トーストでパン一斤食べたい
と思っても、食べれば体重が増えるのが分っているので食べずに済ませられる。
もちろん、我慢した分、夕食で取り戻すし、夕食後のお菓子も欠かさないが。
7.加減が分ってくる
また、毎日体重を計ることで、加減のようなものが分かってくる。
たとえば、ランチの食べ放題に行くと、確実に4キロは増える。
これがリセットされるのに、一週間の時間が必要だ。
逆に言えば、一週間に一度、ランチの食べ放題に行っても、体重の維持はできる、ということだ。
もっとも、財布的に無理が生じるので行ったことはないが。
8.増え方、減り方が見えてくる
これは人により差があるだろうが、ソレガシの場合、食べたものが体重に反映されるのは、だいたい翌日だ。
食べ放題に行けばその日も増えるが、その翌日、普段通りに生活してもさらに増えている。
こんなことも、毎日計っていなるとわかってくる。
もっとも、ソレガシの場合は、計るだけダイエットとは全く関係のないところから計り始めたのが続いているだけだ。
9.いつ計るか
では、いつ計ればよいのか?
いつでもよい。
あなたの好きなタイミングで計ればよい。
ただし、毎日決まったタイミングがよい。
ソレガシは、帰宅後、着替えてから計る。
厳密に言えば、理想でないかもしれない。
しかし、重要なのは、毎日同じタイミングだ。
理想的なタイミングがあったとしても、毎日出来なければ全く意味がない。
10.すぐに計れて、すぐに記録できる
そして、すぐに計れて、記録できるようにしておくことだ。
ソレガシは、洗面台の下にヘルスメーターと何かでもらった卓上カレンダー、ボールペンを入れてある。
着替えてからすぐに計って、すぐに記録できる。
この間、一分もかからない。
- ヘルスメーターの出し入れに時間がかかる
とか、
- 書くものがないので、後で記録しよう
- 覚えておいて、あとでエクセルに入力しよう
で続くことはない。
11.体脂肪も同じ
ソレガシのヘルスメーターは、体脂肪も測れる。
体脂肪は、理想的な測定のタイミングが有るらしいが、そのタイミングでの測定は無理なので、体重を計る時の数字を記録している。
体重にしても体脂肪にしても、
- 理想的なのがいつか
ではなく、
- 毎日同じタイミング
が重要だ。
同じタイミングで計れば、自分のトレンド、傾向をつかむことが出来る。
- なにが正しいのか
はもちろん重要だが、
- 正しく出来ないからやらない
は何より悪い。
いつでもよい。
毎日同じタイミングで続けることだ。
12.グラフにする
グラフにするとよい、と言われる。
その通りだ。
しかし忙しい毎日、グラフなんて作っていられない。
そんなもの作る暇があったら、一秒でも早く床につきたい。
ダイエットは、生活の目的、中心ではない。
だから、グラフなど作らずに、たまに半年前や、一年前の数字を見直す。
どれだけ増えたか、減ったかがわかる。
計るだけではなく、記録すること、そしてそれを見直すことが重要だ。
13.年単位
年単位で振り返ると、季節の移り変わりとともに体重や体脂肪が変化することが分る。
体重が減る時期、増える時期、減りやすい時期、減りにくい時期、それらがものすごくよくわかる。
自分自身の傾向を知っておいて損はない。
14.まとめ
毎日体重を計るのは、ダイエットに効果的といわれる。
ソレガシの経験では、効果というより、ダイエットに与える影響が大きい。
そして、自分の生活と、体重のトレンドのようなものもわかってくる。
ただし、計るだけではダイエットにならない。
計った結果から、あなたがどういうアクションをとるか、何をお考えになるか、だ。
そこがダイエットに結び付くのだ。