脂肪や糖は、食事の主役だ。
しかし同時に、ダイエットの敵でもある。
食事で体に入った脂肪や糖は、確実に吸収され、蓄えられるからだ。
では、それらの吸収を抑えることができたらどうだろうか?
ここでは、脂肪を減らす方法についてご紹介する。
1.脂肪は使わないと減らない
結論から申し上げる。
脂肪は吸収を抑えても、自ら使わないと減らない。
当たり前なのだが、実は当たり前でないことがある。
自ら使うのではなく、
- 食べなければ、自然に使われるだろう
- 吸収を抑えれば、自然に使われて減るだろう
とお考えであれば、間違っている。
2.脂肪が自然に使われるとき
確かに食べなければ、脂肪はそのうち自然に使われるようになる。
しかし、それはダイエットとしてではない。
生命維持を目的として起動する、生命維持機能としての脂肪消費だ。
生命維持機能としての脂肪燃焼と、ダイエットでの脂肪燃焼の違いは一つだ。
それは
- 飢餓
だ。
飢餓状態で使われた場合、そのあとで取る食事はそのほとんどすべてが脂肪として蓄えられる。
次に来るであろう、飢餓状態のためだ。
だから、
- 食べなければ自然に使われるだろう
- 吸収を抑えれば、自然に使われて減るだろう
というダイエットは失敗し、リバウンドする。
例えば、ダイエットの王道である食事制限は、
- 食べなければ自然に使われるだろう
- 吸収を抑えれば、自然に使われて減るだろう
というお考えで取り組まれると、全く逆効果になる。
3.吸収を抑えられる
同じ効果は、脂肪や糖の吸収が抑えられる場合にもあてはまる。
脂肪や糖の吸収を抑えることで、蓄えられている脂肪の燃焼を期待する。
これは、脂肪や糖を制限しているのと同じだ。
脂肪や糖を制限すれば、体はそれらが体に入ってこない、と認識する。
外的な要因で脂肪や糖が入ってこない、と認識する。
体の認識は、本人の意識とは関係ない。
そうなれば、脂肪や糖についての飢餓状態と認識し、それらが入ってきた場合には、次にくる飢餓状態に備えて入ってきたもの全部を蓄える。
脂肪や糖の吸収を抑えるというのは、体にとっては食事制限と同じ状態になる。
4.遅筋が使わなければ減らない
遅筋を刺激して、遅筋に使ってもらうようにしなければ減ることはない。
遅筋を刺激せずに、体に使ってもらおうと思っても、減ることはない。
食事の脂肪や糖質の量を減らしても、遅筋を刺激しなければ、むしろ食事に含まれるわずかな量ですら貯めようとする。
5.遅筋を刺激すれば減る
逆に、遅筋を刺激すれば、食べた分はきちんと使ってもらえる。
遅筋が脂肪を必要とするからだ。
飢餓のために脂肪を使うのではない。
刺激されたから使うのだ。
この差は、天と地ほどの差があるだろう。
効率よくダイエットを進めるのであれば、遅筋の刺激が最も効率がよい。
具体的な方法は、こちらをご覧いただきたい。
6.まとめ
脂肪は、自ら積極的に使わないと燃えない。
いくら制限したり、吸収を抑えても、燃えてはくれない。
自ら積極的に使うために、遅筋を刺激する。
こちらでご紹介しているような方法で刺激していただければ、確実に燃えてくれる。
そして、減っていく。
脂肪や糖の吸収を抑えても、全然痩せない、とお悩みの方。
是非、あなたのダイエットにご紹介した方法を取り入れていただきたい。
必ず良い結果を手にすることが出来る。
お約束する。