痩せる一番手っ取り早い方法は食事制限であることは言うまでもない。あなたも、痩せるために食事制限を現在しているか、食事制限をしようと考えているだろう。
しかし、食事制限はさまざまなリスクと背中合わせの最も危険な方法でもあることをご存じだろうか?
そのリスクとは、ストレス、我慢、栄養障害などである。とくに、我慢から来るストレスは強烈で、たまったストレスを食べることで発散してしまい、食事制限以前以上に太ってしまうこともある。
ここでは、そんなもろ刃の刃(やいば)である食事制限を成功させ、さらにはその後の維持もできる方法をご紹介する。
1.食事制限とは
食事制限とは、
- 食事を抜く
- 一回に食べる量を減らす
- 食べるもののカロリーを低くする
などを行い、痩せる方法だ。
2.食事制限の仕組み
食事制限は、次を実現することをその目的とする。
- 全身の代謝の促進による脂肪の消費
つまり、食べる量を減らしたり、カロリーを落として、不足した分を自分に蓄積されている脂肪を消費してまかなおうというものだ。
この方法は、理屈としては非常に理にかなっている。非常に理にかなっている方法なので、間違いなく痩せられるはずなのだが、実はそうではない。というより、痩せられないことのほうが多い。なぜか?
それは、先の仕組み、すなわち「全身の代謝の活性化による脂肪の消費」がきちんと機能しないことによる。つまり、不足分を自分の脂肪の消費に置き換えるところが機能しないのだ。そのため、
- 前にもましておなかが空いて空いていらいらする
- ついつい隠れて食べてしまう
- ストレス発散のためにドカ食いをしてしまう
などにより、リバウンドしてしまい、やせられない結果に行き着く。これらは、食べることを我慢した結果のストレスと、その噴出だ。食事制限で痩せるためには、これらを避けるようにしなければならない。
3.食事制限の問題点
いわゆる「食事制限」には問題がある。それは
- 食べるのを制限してから、代謝の促進を図る
点である。食べるのを制限、つまり我慢してから代謝を促進させているのだ。これは無理がある。
食事制限で痩せるためには、まず代謝を促進させなければならない。代謝を促進させて、その結果として食事を制限するのだ。食べるのを我慢しても、代謝の促進ができなければ、激しい空腹感にひたすら耐えなければならない、単なる拷問にすぎない。
4.代謝を促進する方法
では、代謝を促進させて、その結果として食事を制限するような、代謝を促進させる方法などあるのだろうか?
それがある。実在する。
それは、体幹トレーニングの一つフロントブリッジだ。フロントブリッジの代謝促進力は強力だ。代謝が、蓄積された脂肪を原料に、強力に促進されるので空腹感が長時間にわたり継続する。この長時間継続する空腹感を利用して、食事を一食抜くのだ。
すなわち、「おなかがすいてないので、食べない」ことを利用するのだ。おなかがすいてないから食べないだけなので、我慢などいらない。食べたくないから食べないだけで、我慢しているわけではない。
なお、フロントブリッジの具体的な方法、詳しい方法は「ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。
5.そのほかの制限
5-1.食事
一食抜く以外は制限しない。朝、夜は普通の食事をとる。間食もしない。間食したければすればよいが、おなかが空かないので、間食も必要ない。フロントブリッジを朝食後、昼までに行えば夜まで空腹感はやってこない。
5-2.低カロリーメニュー、低カロリー食
低カロリーメニュー、低カロリー食等は取り入れない。低カロリー系を取り入れないのは、余計なストレスを避けるためだ。余計なストレスをためるくらいなら、フロントブリッジをきちんとやり、抜くものを抜いて、きちんと食事すべきだ。
5-3.対栄養障害
食事制限は、ともすれば栄養障害を引き起こす危険なもので、医師や、専門のトレーナーの師事を受けるべきものであった。
しかし、フロントブリッジを利用した食事制限は一食抜くにも関わらず、そのほかの二食はなんら栄養、量を制限せずに食べることができるので、現在の食事を引き続き行えば問題ない。
5-4.痩せた後の維持
フロントブリッジによる食事制限は、痩せた後の維持にも有効だ。
なぜなら
- 簡単
- 単純
- 手間いらず
など、将来にわたり、簡単に継続していけるための条件がそろっているからだ。もちろん、痩せた後も一食抜く以外の食事に関する制限は一切ない。
まとめ
食事制限が非常に強力なダイエットメニューであることは、誰もが認めることだろう。しかし、強力であると同時に食べることを我慢しなければならず、それによりリバウンドなどを引き起こすこともある、非常にリスキーな手段だった。
それは、代謝の促進と食事の制限の順番が逆だったためだ。フロントブリッジを行い、空腹感をあらかじめ消失させておけば、食事の制限も容易になる。
あなたも、今回ご紹介したフロントブリッジを利用した方法を是非試していただきたい。あなたはその効果に驚くとともに、継続することで素晴らしい結果を手にすることになる。お約束する。