あなたは、
- 歯を大事に
と言われて何をイメージされるだろうか。
虫歯ケアだろうか、それとも歯周病ケアだろうか。
もちろん、これらは歯にとって、非常に重要なアイテムだ。
しかし、これらと同じくらい重要なものがある。
それは、
- 歯への負担
だ。
歯への負担を少しでも軽減すると、
- 歯周ポケットの改善
- 小顔効果
などを得ることができる。
そして何より、歯を長持ちさせることができる。
ここでは、歯への負担を軽減するツールである、あいうべ体操のべをご紹介する。
1.あいうべ体操、べ
あいうべ体操というものがある。
その中の
- べ
だ。
あかんべの要領で、舌を思い切り下に出す。
これだけだ。
これだけだが、これを行うことで、実は舌の位置が修正でき、かみ合わせを修正することができる。
2.舌の位置の修正
あいうべ体操のべは、舌の位置の修正を行う。
ソレガシのかかりつけの歯科クリニックの歯科衛生士さんのお話では、
- あかちゃんの時には、だれでも舌が口の上にくっついている
- 舌の筋肉が衰えてくると、次第に舌が下の歯の裏側に収まる、いわば、寝るようになる
では、舌が寝るとどうなるか。
まず、上の歯と下の歯が常に合うようになってくる。
歯は、ご飯を食べるものなので、ご飯を食べるとき以外は合わさってはいけない。
それが、頻繁に合ってしまう。
では、上と下の歯が頻繁に合うとどうなるか
3.負担がかかる
上と下の歯が頻繁に合うと、まず、歯に負担がかかる。
歯は固いものだが、ダイヤモンドのように固いものではない。
また、固いものではあるが、ある程度の衝撃は吸収できるようになっている。
しかし、固いからといって衝撃が頻繁にかかるようになると、疲労骨折のようにもろくなる
さらには、土台である骨にも負担がかかるようになる。
4.口を閉じると歯が合う
口を閉じるのは大事なことだが、上の歯と下の歯が合うのとは別だ
口を閉じて歯が合うのは、
- 舌が正しい位置にきちんと治まっていないから
なのだ。
もちろん、口を閉じて歯が合えば、歯に負担がかかる。
5.「べ」の効果
ご紹介しているあいうべ体操の「べ」は、衰えた舌の筋肉を刺激する。
それにより、舌が正しい位置に収まるようになる。
舌が正しい位置に治まるようになると、口を閉じても上の歯と下の歯が合わなくなる。
これにより、上と下の歯が合うことによる衝撃、歯への負担を減らすことができる。
もちろん、今日はじめたから明日効果が出る、というものではない。
しかし、続けていただければ、必ず効果は出る。
6.半年
ソレガシは、半年前にクリニックで教えていただいた。
忘れてしまう日もあるが、歯ブラシの時や、トイレでしゃがんでいる時など、一人でいる時は10回、20回と行うようにしている。
そのかいあってか、舌の位置が少しずつ変わってきている。
先日も検診を受診した結果
- 効果が出てきている
といわれた。
7.おいしく食べるために
歯は、二度と生えてこない。
しかし、ケアをすれば長持ちさせることができる。
歯への負担も、今回ご紹介した方法で減らすことができ、長持ちさせることができる。
ちょっとしたことでケアできるのであれば、それは
- いつまでもおいしく食べられる
という結果につながる。
是非行っていただき、続けていただきたい。
8.まとめ
あいうべ体操のべの効果についてご紹介した。
単純なものだが、その効果は非常に大きい。
舌を正しい位置に修正することで、いろいろな効果を得ることができる。
そしてそれは、いつまでも歯を大事することにつながる。
いつまでも歯を大事にしていきたい、という方。
参考にしていただきたい。