歯のケア。
毎日の歯ブラシは欠かせない。
しかし、毎日の歯ブラシ、セルフケアだけでは、実は十分ではない。
歯ブラシをきちんと行っていても、自分にはわからない異常はまだまだある。
そういう異常は、やはり専門家に診てもらうのが一番早い。
ここでは、歯のエアとしての歯科健診について、ソレガシの経験をご紹介する。
1.セルフケア
歯のセルフケアは大事だ。
毎日の歯ブラシは欠かせない。
歯ブラシはセルフケアの第一歩だ。
しかし、歯ブラシだけでは十分とは言えない。
2.歯科健診
歯ブラシに自信をお持ちであれば、一度歯科健診に行かれることをおすすめする。
実はソレガシ、数十年(といっても30年くらいだが)歯医者さんにかかったことがなかった。
その間、虫歯や歯周病を予防するため、結構気合を入れて歯ブラシを行ってきた。
しかし、どうしても歯ぐきから出血するため、5年くらい前に歯科健診を受診した。
3.惨憺たる結果
受診結果は、惨憺たるものだった。
上下の歯の裏、ほぼ全部に歯石が付着。
それだけではない、ほぼすべての部位で歯肉炎を発症し、歯周ポケットもそれなりの深さで形成されていた。
歯ブラシに自信があっただけに、結構なショックだった。
しかし、ショックを受けてばかりもいられない。
歯ブラシの修正から始まり、初めての受診から約5年。
今では問題なしの太鼓判を押していただいている。
4.面倒くさい
指摘を受けた当初は正直、
- 面倒くさい
と思った。
まず、歯ブラシの力加減が難物だった。
指摘されるまでは、歯ブラシを力任せに歯と歯茎に押し付けていた。
それを、
- 毛先を歯と歯茎の間に入れるように当てて、細かく震わせる
という。
慣れるまで、肩がこって仕方がなかった。
ところが、この効果はすぐに表れる。
肩をこらせながら細かく震わせた結果、出血は一週間で止まった。
それとともに、時折奥歯から漂っていた腐敗臭が無くなった。
5.時間はかかる
歯のケアは、
- 今日はじめたから明日結果が出る
というモノではない。
毎日の小さな積み重ねが功を奏する典型だ。
結果が出るまで、結構長い時間がかかる。
時間もかかるし、面倒だ。
さらにある意味、
- 自分の習慣を変える
ことになるので、ものすごく面倒だ。
しかし、その習慣を頑張って変えることで、歯を長持ちさせることが出来る。
6.将来への投資
もちろん、受診には費用がかかる。
施術内容にもよるが、だいたい一回当たり3,000円前後だ
最初の一年は1クールが4回だったので、合計10,000円。
3か月ごとの受診だったので、一年で約40,000円。
それが段々と回数がへり、いまでは一回で終了している。
つまり、半年に一回ずつの健診になっている。
一年で約5,000円だ。
墓に入るまで何年あるかわからないが、年間数千円の投資で自分の歯が維持できる。
これは、ものすごく割安といえる。
かかり始めはどうしても費用がかかる。
しかし、きちんとケアしていけば、出費も少なくなっていく。
将来への大きな投資といえる。
歯の状態などが心配な方、気になる方。
今からでも遅くはない。
健診の受診をつよくお勧めする。
7.まとめ
歯のケア方法としての、歯科健診についてソレガシの経験をご紹介した。
歯茎から出血したり、時折腐敗臭がするのであれば、一度受診されることを強くお勧めする。
もちろん、それなりの投資は必要だ。
しかし、その投資が将来へ向けての大きな投資になる。
歯の状態が何となく気になる、という方。
参考にしていただきたい。