口臭は由々しき問題だ。
人と話している時、どこからともなく漂ってくる香り。
人の香りは面白いほどわかるが、自分の臭いはさっぱりわからない。
それでも、チェックする方法はある。
奥歯に舌を当てて、唾を吸いながら離す。
腐敗臭がしたら、あなたは腐敗臭をばらまいている。
しかし、口臭は毎日のちょっとしたケアで治すことができる。
ここでは口臭ケアについて、ソレガシの経験をご紹介する。
1.毎日の歯ブラシ
結論から申し上げる。
毎日、丁寧に歯ブラシを行う。
これだけだ。
これだけで、口臭は劇的に改善する。
2.歯ブラシの選択
歯ブラシは、何でも良いというわけではない。
毛先の細いモノ、出来れば
- デンターシステマEX44m
を使いたい(mはミディアム。毛の固さでhなどもある)。
毛先が細いのはもちろん、ヘッドが小さく、ネックも細いので、口の中で操作しやすい。
3.歯ブラシの方法
毛先を歯と歯茎の境目に軽くあて、小刻みに10往復させる。
これを上下の表と裏、すべて行う。
力を入れて歯ブラシをされているのであれば、軽くあてて小刻みに往復させるなど
- 汚れが取れるわけがない
と思われるだろう。
心配はいらない。
時間はかかるが、きちんと汚れが取れる。
さらに、毛先がきちんと歯と歯茎の間に入れば、チクチクするはずだ。
チクチクするということは、歯周ポケットがしっかりと形成されている。
汚れが取れれば、チクチクは無くなる。
4.口臭の原因
口臭の原因は、歯茎の奥に溜まった歯垢の腐敗だ。
歯垢の腐敗は、口臭の原因だけではない。
歯肉炎の発症、さらには歯周病にまで発展する。
5.出血
口臭がする場合、歯ブラシの時に出血することが多い。
出血は、歯周ポケットに汚れが溜まっていることで起こる。
もちろん、この汚れは歯垢であり、腐敗していることが多い。
6.歯科健診
一番手っ取り早いのは、歯科健診の受診だ。
歯科健診を受診することで、
- 虫歯、歯周病のチェック
- 歯石除去
- 歯ブラシ指導
などの他、丁寧にアドバイスしてくれる。
もちろん費用はかかるが、
受診する時間が無い場合には、ご紹介した方法で歯ブラシを行っていただきたい。
最初のうちは慣れないのでもどかしいが、結果は必ず出る。
7.まとめ
口臭のケアについてご紹介した。
毎日の丁寧な歯ブラシで改善することができる。
今よりも数分間余分にかかるが、確実に結果は出る。
口臭が何となく気になる、という方。
参考にしていただきたい。