ダイエットのメインターゲット。
それは
- 脂肪
だ。
皮下脂肪や、内臓脂肪など、必要以上にため込んだ脂肪。
これがダイエットのメインターゲットだ。
これを減らすことが、ダイエットの最大目的だ。
では、具体的にどうやって減らすのか。
ここでは、ダイエットのメインターゲットである、脂肪の減らし方についてご紹介する。
1.脂肪の減らし方
結論から申し上げる。
脂肪は、減らすのではなく、使う。
脂肪を使うのだ。
脂肪を、燃料として使う。
日常活動のエネルギーの燃料として使えば、自然と減っていく。
2.使い方
脂肪を使うには、脂肪を使ってくれる筋肉を刺激する。
その筋肉とは
- 遅筋
と呼ばれる。
3.遅筋の役割
遅筋の役割は、いろいろとあるが、その一つに
- 姿勢の維持
がある。
姿勢をよくすると、ダイエットに有効といわれるゆえんだ。
4.遅筋の刺激
遅筋は全身にくまなく存在する。
しかし、ことダイエットに使うのであれば、どこの遅筋でも刺激すればよい、というわけではない。
ここでは、体幹の遅筋を刺激し、体幹の脂肪を活動の燃料として使う。
5.体幹の遅筋を刺激する
体幹の遅筋の刺激には、体感トレーニングの一つである
- フロントブリッジ(プランクとも)
を使う。
先に、遅筋の役割の一つに
- 姿勢の維持がある
と書いた。
このエクササイズは、この役割をそのまま再現するものだ。
同じ姿勢を一定の時間維持する。
遅筋の役割を最大限に利用する。
| ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ |
6.遅筋により脂肪が使われる
体幹の遅筋を刺激することで、その周辺の脂肪がエネルギーの燃料として使われる。
脂肪により、日常活動のエネルギーが作られる。
本来であれば、食事などで補給されるものが、脂肪に置き換わる。
脂肪によってエネルギーが作られている間は、食事などをする必要が無い。
確実に脂肪を減らすことができる。
7.遅筋を刺激するタイミング
ただ、遅筋の刺激にはタイミングが重要だ。
脂肪の燃焼をどのように使うかで、二つに分かれる。
7-1.食事を制限する場合
量やカロリーを制限する場合には食事を済ませて、しばらくしてからエクササイズを行う。
あなたを悩ませる空腹感や、食欲を感じることが無くなる。
食事制限が楽になり、我慢する必要も無くなる。
7-2.食事を抜く場合
一日二食などで過ごす場合には、抜く食事の前にエクササイズを行う。
ソレガシのケースでは、昼食とそれを挟む間食を抜いている。
軽い朝食の後、3時間程度たってからエクササイズを行う。
エクササイズのあと、夕食まで10時間程度あるが、日常活動に支障をきたすことはない。
たとえば
- お腹が空きすぎて力が出ない
ということはない。
| フロントブリッジの効果を利用した食事制限 |
8.エクササイズの欠点
ただ、このエクササイズには二つの致命的な欠点がある。
8-1.つらい
一つ目は、
- つらい
だ。
同じ姿勢を維持するだけだが、正直、ものすごくつらい。
見た目以上につらい。
つらいが、十数秒から数分だ。
それ以上はない。
8-2.つまらない
同じ姿勢を維持するだけなので、面白味は全くない。
華やかなダイエットエクササイズに比べると、地味すぎて恐怖すら感じる。
つまらないが、効果は非常に高い。
9.我慢せずに減らす
ご紹介した方法は、脂肪を燃料として使う。
蓄えている脂肪をきちんと燃やせば、我慢などする必要がなくなる。
それにより、いらぬストレスもたまらない。
リバウンドの心配も無くなる。
是非、あなたのプログラムに加えていただきたい。
10.まとめ
ダイエットのメインターゲットである、脂肪の減らし方についてご紹介した。
体幹の遅筋を刺激し、その周辺の脂肪を燃料として使ってもらう。
これだけだが、その効果は非常に高い。
致命的な欠点が二つあるエクササイズだが、その効果は欠点をカバーして余りある。
どうやったら脂肪を減らすことができるのだろうか、という方。
是非、ご紹介した方法をあなたのプログラムに加えていただきたい。
そしてお続けいただきたい。
必ず良い結果を手にすることが出来る。
お約束する。