口臭予防の為の毎日のケア、歯間ブラシ

口臭は気づきにくい。

大変失礼だが、ヒトの口臭はよくわかる。

しかし、自分のものはよくわからない。

自分で気を付けて、ケアするしかない。

ここでは、口臭予防のための、毎日のケア方法についてご紹介する。


1.毎日の口臭ケア

結論から申し上げる。

歯間ブラシを歯と歯茎の間に通す。

毎日通す。

これだけだ。

2.歯ブラシと併用

口臭予防に歯ブラシが有効であることは、以前ご紹介した。
| 口臭のケア、自分ではわからないものをどうするか |
しかし、実は歯ブラシだけでは十分ではない。

歯と歯茎の、歯ブラシが届かない部分に汚れが残ってしまう。

これを除去するのが歯間ブラシだ。

3.水が汚れる

歯間ブラシを使う時に、水を入れたコップを横に置く。

ブラシを一か所通すたびに、コップに入れた水ですすぐ。

二か所、三か所と通していくと、コップに入れた水がだんだんと濁ってくる。

濁りの原因は除去されていない歯垢などの

    • 汚れ

だ。

濁った分だけ、汚れが溜まっていたのだ。

これらの汚れは、そのままにしておくと確実に口臭の原因となる。

原因となる前に除去するのが賢明だ。

4.出血

歯間ブラシを通す際、出血することがある。

出血には二通りあり、一つは

    • ブラシの先端(毛先ではなく、金属部分)が歯茎などに刺さる

ことで出血する。

もう一つは、

    • 汚れが溜まっている

ためだ。

5.汚れによる出血

ブラシを通したときに、何かが刺さる感覚があれば、ブラシの先端が刺さったのだ。

そうでなければ、汚れが溜まっていたためだ。

汚れが溜まっている部分は、出血しやすくなっている。

ブラシの毛が触れた時に出血したのだ。

この出血は、汚れがとれることで止まり、それ以降は出血しなくなる。

だから、出血したからといって止めてはいけない。

出血してもきちんとブラシを通し、汚れを除去していけば出血は止まる。

6.順序

歯間ブラシは、歯ブラシの前に行うのがポイントだ。

歯ブラシでとれない汚れを掻きだしてから、歯ブラシで仕上げる。

7.時間がかかる

歯間ブラシは、歯ブラシよりも時間がかかる。

そのため、ついつい怠けがちになってしまう。

できれば毎日、最低でも一週間に一回は使いたい。

8.歯間ブラシのサイズ

最初は、市販されている一番小さいサイズを使う。

歯と歯茎の間が狭いとブラシが曲がりやすく、折れやすい。

歯間ブラシは、価格が歯ブラシに比べると高いので、もったいない。

もったいないので、使うのを渋りがちになる。

食いしばりなどにより、歯と歯の間の隙間が狭くなりすぎているため、通りにくいことがある。

歯科医に相談されることをお勧めする。

9.まとめ

毎日の口臭ケア方法についてご紹介した。

丁寧な歯ブラシに加えて、歯間ブラシを通すことでより高い効果を得ることが出来る。

歯ブラシと併用するので、それなりの時間はかかる。

時間はかかるが、歯ブラシだけの場合よりも確実に口臭を予防することができる。

口臭が何となく気になる、という方。

参考にしていただきたい。

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