風邪をひきやすい。
風邪を引く原因は
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- 空気の乾燥
- 疲れ
- 低体温
などなど、いろいろだ。
その中の一つに
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- 口呼吸
がある。
この口呼吸、簡単なエクササイズで治すことができる。
ここでは、口呼吸が原因でひく風邪の対策についてご紹介する。
1.口呼吸を治す
結論から申し上げる。
次のエクササイズを行う。
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- 「あかんべー」をする要領で舌を思い切りあごに向けて突き出す
- 突き出したまま一呼吸おく
- 舌を引込めて一呼吸おく
- これを30回繰り返す
- 朝・昼・夜の一日3回、毎日行う
これだけだ。
時間はかかるが、続けていただければ口呼吸は確実に改善される。
2.何をやっているのか?
このエクササイズ、舌の筋肉を鍛えている。
口呼吸の原因は、舌の筋肉の衰えだ。
本来、舌は喉を隠す役目をする。
鏡を見ながら口を開けると、口の中いっぱいに舌が広がっていれば、あなたの舌は正しい位置にある。
しかし、舌が下がっていて、のどがみえるのであればあなたの舌の筋肉は確実に衰えている。
もちろん、いま正しい位置にあっても、寝ている時に下がってしまっては意味がない。
だから、エクササイズで舌の筋肉を鍛える。
2-1.いつエクササイズするか
基本、一人でいる時に行う。
一人になれるタイミングで舌を突き出す。
2-2.どれくらい突き出すのか
思い切り突き出す。
たとえば
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- これ以上突き出せない
- これ以上突き出すと、舌がもげてしまう
と思うくらい突き出す。
鏡を見ながら突き出すとよい。
自分では
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- かなり突き出ているはず
と思っても、鏡を見ると大して出ていない。
まずは、鏡を見ながら突き出すのをお勧めする。
3.効果が得られるまで
もちろん、
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- 今日から始めたから、明日からばっちり
というものではない。
人によって異なる。
早ければ一、二週間で効果は得られる。
それ以上時間がかかっても、必ず効果は得られる。
口呼吸は改善される。
辛抱強く続けていただきたい。
4.口呼吸が改善された効果
まず、風邪を引きにくくなる。
舌の筋肉が鍛えられて、舌がのどを隠してくれるようになるからだ。
朝起きた時に、それまでは乾燥していたのどが、そうではなくなる。
また、空気が通らなくなるので、口が乾燥しにくくなる。
口臭予防にもつながっていく。
5.まとめ
風邪の原因の一つである口呼吸と、その改善方法についてご紹介した。
寝ている時に口が開くのは仕方がない。
しかし、口が開いても鼻呼吸はできる。
そのためには、舌の筋肉がきちんと機能することが必要だ。
朝起きて喉が痛い場合には、口呼吸になっている。
是非ご紹介したエクササイズで、口呼吸を治していただきたい。
乾燥してくると風邪を引きやすくなる、という方。
参考にしていただきたい。