すべては過去問にかかれている

すべては過去問に書かれている。
まず何からはじめるか。
簡単だ。書店へ行って、過去問集を買ってくることだ。
そして買ってきた過去問集を開き、第一問から問題を読む。
つぎに、問題を読んだらすぐに答えを見る。
答えをみたら、その答えに書かれている内容を問題に書き込む。
このとき、答えを全部書くのではない。
書くのは、問題のどこが正解でないのか、どこが違っているのか、を書く。
全部書いても、黒くなるだけで、おまけに疲れる。第一、活字で読みやすいものを汚い字でもう一度書いても意味がない。
そして、加工した問題をもう一度読み返す。
正しい文にしたものを読むのだ。これを正文化という。
読んだら次の問題に移る。
この作業を一冊全部行う。
といっても、一日で一冊全部を加工するのはほぼ不可能だ。
できるところまででいい。
翌日続ければいい。
翌日(二日目)は、昨日(一日目)加工したところをざっと読み返す。
たぶん、最初からざっと読み返すことになるだろう。
ざっと読んで、すっと入ってくれば次の問題へ移る。
ざっと読んで、すっと入って来ない、意味がわからない、何を言ってるのかわからない、というところがあったら、もう一度答えをみて、不足部分を書き足す。
書き足したら、次の問題へ移る。
次の問題に移ったら、同じ作業を繰り返す。
前日に作業が終わった箇所まできたら、新しい問題の加工に移る。
前日に作業が終わった箇所まで行かなくても落ち込むことはない。
その日はそこで終わり、翌日また今日はじめたところから読み返せばいいのだ。
今日で三日目だ。
二日目と同じ、最初からざっと読み返す。
二日目に補足したから、昨日よりも進むペースが速いはずだ。
おそらく、昨日止まった問題を追い越すはずだ。追い越せばいい。
追い越せなくても心配しない。かならず追い越せる。
そして四日目だ。同じ作業を繰り返す。
五日目からは、四日連続(もしくは四回連続)で読み返した問題はとばして、三日連続(もしくは三回連続)で読み返した問題から取り掛かる。
そう、一問につき、なるべく短いスパンで四回読み返す。
このスパンは短ければ短いほどよい。記憶に残りやすくなる。
以上の作業を必要な科目、問題集すべてに行う。
というか、これだけだ。
これだけだが、これがものすごい効果を持っている。
年度別の問題集であれば、早ければ二年目に入ってしばらくして、問題文がすっと入ってくるのがわかる。
三年目に入れば、もう顔なじみみたいな感じだ。
現象的には、単純に問題になれただけだ。
慣れただけだが、すでに問題の表現形式や、出題形式、繰り返し出題されている事項などが見えてきているはずだ。
すなわち単に慣れているだけではない。
きちんと受験対策、試験対策は進行している。
そして、この勉強方法はすべての試験に共通する。
通用しないのはできたばかりの資格くらいだ。
それでもプレテストとかがあって、過去問は存在する。
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