肥満体質の改善、ダイエットをしている方にとっての最大の目標である。あなたは、肥満体質の改善と聞いて、なにをイメージされるだろうか?
- 食べても太らない体質
- 食べることに興味がなくなる
- 食べたくなくなる
など、いろいろとあるだろう。
そして、もしあなたが
- 食べても太らない体質
になることとお考えなら、それは実現不可能だ。現在が食べると太る体質であるなら、その体質を食べても太らない体質にすることはできない。
しかし、あきらめることはない。食べても太りたくないのであれば、食べても太らない習慣を身につけることはできる。こう言うと
- 筋トレ
- ジョギング
をイメージされ、
- 時間がない
- きつい
ということで
- やっぱり無理
とあきらめる方が多い。しかし、筋トレやジョギングよりも簡単で、遙かに時間のかからない方法があればどうだろうか?
ここでは、食べても太らない習慣づくりに最適な方法をご紹介する。
1.太りやすい体質を太りにくい体質にする、とは?
太りやすい体質を、太りにくい体質に改善する、とはどういうことだろうか?それはこういうことだ。
- 今と同じ生活、食事をしても、今と同じようには太らなくなること
を意味する。
たとえば現在、運動や食事制限をしていなければ、体質改善のために運動や食事制限をしたとしても、体質が改善されたらそれらを続けなくても、今と同じ生活に戻しても太らなくなる、ということだ。
いかがだろうか?体質改善を目的とするダイエット方法は数多くある。あなたもそのうちの何かを試して痩せたことがあるだろう。
そして、
- 痩せて、太りにくい体になったので、生活を戻したらたちまちリバウンドし、元に戻った
という経験をお持ちではないだろうか?
この例では、体質は改善されたわけではなく、単に痩せられただけなのだ。ダイエット方法を実践して痩せた場合には、
- 実践したダイエット方法を続ける
- 実践した方法に代わる方法を続ける
このどちらかを取らなければ痩せた状態を維持することはできない。つまり、ダイエット方法を実践して痩せても、それは太りやすい体質が改善されたことにはならないのだ。
2.太りにくくする習慣づくり
だからといって、痩せることをあきらめることはない。太りにくい体質に改善することは無理でも、太りにくくする習慣、体を太らせない習慣を作ることはできる。
2-1.体を太らせない習慣
それには、太らないようにすることだ。これは、ダイエットを続けることを意味する。
このように言うと、つらいダイエットエクササイズや食事制限、カロリー制限を続けることを連想する方もいらっしゃるだろう。しかし、つらいことは習慣になりにくい。
2-2.習慣にするポイント
何かを習慣にするには、いくつかポイントがある。それは
- 簡単
- 短時間
の二つだ。この二つを満足させることができれば、習慣にしやすい。だからダイエットも、簡単で、エクササイズがあるとすれば、それにかかる時間も短ければ続けやすい。
しかし、そんな都合のよい方法などあるだろうか?
2-3.都合のよい方法
実はある。体幹トレーニングの一つ、フロントブリッジ(ブランクとも)を行う。そして、このフロントブリッジにより得られる代謝の促進効果を利用して、三食のうちの一食を完全に抜く。
フロントブリッジの詳しい方法については、「ダイエット、ダイエット後の体型維持に最適なフロントブリッジ」をお読みいただきたい。
2-4.効果
どのくらいの効果があるか、ソレガシの経験だが、ご紹介する。
2-4-1.エクササイズは平日中心
連休、土日などに爆食する。休み明けは、休み前よりも確実に体重が増えている。心なしか、胴回りも立派になった感じだ。
休みがあけたら、朝食と昼食の間にフロントブリッジを行う。できれば朝食後しばらくしてから行いたいが、難しいのであれば昼休みになったら、すぐに行えばよい。特に昼休みになってすぐ行うと、始める前にあった空腹感が消えていることに気づくはずだ。
2-4-2.日中は食べない
エクササイズが終わると、おなかが空いていないので、昼を食べるのをやめる。もちろん、食べてもいいが、食べたくないのに食べるのはお財布に負荷がかかる。
ここで気になるのが、昼の前後の間食だ。十時と三時だ。もちろん、食べてもよい。しかし、おなかが空かないので食べずに十時、三時が過ぎる。
2-4-3.夜は気が済むまで
その後、夕方を経由して夜になる。夕食の時間だ。そのころになると、ふつうにおなかが空いてくるので、ふつうに夕飯を食べる。昼の分も取り返したければ、昼の分も食べればよい。
夕食前に体重を量り、メモしておく。夕食後、デザートとしてお菓子を食べる。だいたい柿ピーやチョコだ。満足するまで食べる。もちろん制限などしない。そして就寝。
2-4-5.繰り返し
翌日、同じサイクルの生活を送り、夕食前に体重を量る。前日よりも減少していることがわかる。このプログラムを実施すると、毎日確実に減らすことができる。
晩酌が欠かせない、というのであれば、晩酌していただいて結構だ。夕食に飲むもの、食べるモノに制限はない。昼を抜いて、そのうえ夜も制限すると、ストレスが溜まるし、栄養バランスも崩れてしまう。夜の食事に制限をかけることはしない。
2-4-6.食べる満足が得られる
この方法を行うと、
- 食べる満足
を得ながらダイエットすることができる。今、これをお読みいただいている方は、おそらく食べることがなによりも好きなはずだ。そのような方から食べることを取り上げるのは、拷問に等しい。
3.食べながらダイエット
昼食を抜くが、ほかの二食で食べることが満足できる。昼食を完全に抜くので、三食ばっちり食べながらのダイエットではないが、夕食で好きなだけ食べられるこの方法は、食べながらのダイエット方法と呼んでも差し支えないだろう。
多くのダイエットプログラムでは、食べたいものを食べたいだけ食べてよい、ということを推奨しない。すくなからず
- 適量を心がけましょう
- できるだけカロリーの低いモノを
などと、必ずやわらかい制限がつく。
しかし、ここでご紹介している方法は、これらの制限はない。食べたいものを、食べたいだけ食べればよい。そして、ご紹介している方法をきちんと行っていただければ(きちんとおこなう、という制限はつく)、体型の維持やダイエットを実現できる。
4.なぜ食べながらダイエットできる?
疑問をお持ちになると思う。夕食だけとはいえ、なぜ食べるもの、飲むモノを制限せずに、ダイエットが続けられるのか。
これは、フロントブリッジで刺激している部分に理由がある。詳しくは「なぜフロントブリッジは効果が高いのか?」もしくは「体幹トレーニングで基礎代謝がアップする理由」をお読みいただきたい。
昼食を抜くことで、その食事で得られるはずのカロリーを取らないため、一食分のカロリー低下が実現できる。それに加えて、エクササイズで刺激された部分に蓄積されている脂肪が確実に燃焼され、減少する。単なる摂取カロリーの減少だけでなく、確実なカロリー消費、脂肪消費も加わるため、食べながらのダイエットが実現されるのだ。
5.まとめ
いかがだろうか?太りやすい体質を太りにくい体質に改善することはできないが、簡単なエクササイズを行い、三食のうち一食を完全にぬくことで、太らないように体を維持することはできる。
その簡単なエクササイズとして、体幹トレーニングの一つである、フロントブリッジを用いる。非常に簡単だが、その効果は驚くほど高い。
あなたも是非フロントブリッジを行っていただき、ストレス無く食事を抜いていただきたい。そしてこれを習慣化していただいき、続けて行っていただければ、あなたはその効果の大きさに驚くことになる。そして必ず良い結果を手にし続けることが出来る。お約束する。