交通機関では、乗務員さんの交代はよくある話だ。
始発、終点駅であればもちろん、途中の車庫や営業所などでも行われる。
ところが今回、それらとは全く異なる場所での交代劇に遭遇した。
ここでは、路線バス乗務員さんの、営業運転中の交代についてご紹介する。
1.川崎鶴見臨港バス
川崎に、「川崎鶴見臨港バス」という路線バスがある。
川崎市バスと並んで、市民の重要な足だ。
ソレガシも川崎市内に出向いた際には、しばしば利用させていただいている。
2.乗務員の交代
先日、いつものように利用させていただいていると、車内アナウンスで
- 次の「静翁寺前 (じょうおうじまえ)」で乗務員の交代をおこないます
と流れた。
正直びっくりした。
電車では、乗務員の交代は普通に行われているが、バス、それも路線バスの乗務員さんの交代は初めてだ。
その停留所の近くに営業所があるのかと思ったが、どうもそれらしい建物は見あたらない。
そうこうするうちに停留所(静翁寺前(じょうおうじまえ))に到着。
停留所で待っていた運転手さんと交代し、程なくして出発した。
その後は、何事もなかったかのように運転されていた。
3.営業所以外での交代
後日ググってみたが、他社路線ではこういうことはあるらしい。
ただ、その場合でも
- 営業所が徒歩圏内
とかいう感じなのだ。
改めて地図を見てみたが、静翁寺前バス停の近所、徒歩圏内にあった。
川崎鶴見臨港バス神明営業所だ。
神明神社というお宮さんの南側に位置する。
交代の運転士さんは神明営業所との間を徒歩で移動されるのだろう。
営業所での交代ならわかるが、営業所から離れた停留所での交代。
いろいろな事情のため、そのような形態を取っておられるのだろう。
いずれにしろ、路線バスの乗務員さんの営業運転中の交代。
ものすごく新鮮だった。
4.まとめ
鉄道などでしばしば行われる乗務員の交代。
路線バスでの乗務員さんの交代についてご紹介した。
営業所の立地によっては、最寄りの停留所で行われるようで、今回ご紹介したものも、その一つだろう。
路線バスの運転士さんて、どこで交代しているの、という方。
参考にしていただきたい。