あなたはダシをなにでとっていらっしゃるだろうか?
いろいろな方法でダシをとられると思うが、中には鰹節でとるかたもいらっしゃるだろう。
ここではそんな、鰹節でとったダシの効果をご紹介する。
1.鰹節でダシをとる
1-1.鰹節を削る
削った鰹節にかなうモノはない。大変申し訳ないが、パックの鰹節はおろか、袋売りの花鰹も自分で削った鰹節に比べれば単なるカンナ屑でしかない。香り、うまみどれをとってもかなわない。
ここでは、そんな削った鰹節でとっただしで作るカレーをご紹介する。
2.カレーを作る
いろいろなカレールーが市販されている。パッケージの裏に書いてある作り方のとおりに作れば、おいしいカレーをダレでも作ることができる。
しかし、削った鰹節でとったダシを使うと、ある工程を省略し、よりヘルシーに作ることができる。
2-1.炒めないカレー
その省略する工程とは、炒める工程だ。次のように行う。
- 材料を切る
- 削った鰹節でダシをとる。
- ダシの中に切った材料を入れる。
- 材料が柔らかくなったら、カレールーを作り方のとおりに入れる。
炒める工程は、実は肉のにおいを消しているのだ。なぜなら、炒めずに材料を茹でてカレールーを投入すると、肉のにおいが鼻につく。非常に臭い。
また、ダシをとるときに、パックの鰹節や花鰹を使うと、ダシの香りの奥から肉の臭いが鼻を刺す。臭いのだ。
しかし、削った鰹節でダシをとった場合には、肉の臭いが完全に消える。しかも、鰹節の香りはカレーによくあう。
2-2.鰹節で作るカレー
鰹節とカレーでは、合いそうもない組み合わせだが、これが非常に合う。うどん屋さんの、ダシのきいたカレーうどん以上においしい。
単なる和風カレーではない。完全に超越している味だ。是非お試しいただきたい。
3.まとめ
削った鰹節でとるだしにかなうものはない。うまみ、香りはもちろん、素材の臭いも消してくれ、まさしく万能だ。
しかも、まったく嫌味がない。今回は、カレーをご紹介したが、本当においしくできる。手間はかかるがその価値は十分すぎるほどある。
あなたも機会があれば、ご自分で鰹節を削ってだしを取ってみていただきたい。まさに感動ものだ。