動かないほどおなかが空く仕組み

あなたは休日をどのようにお過ごしだろうか。

    • 普段アクセクしているので、たまの休日は家でのんびり

という方も多いだろう。

そして、のんびりしていてふと気がつくと、いつも何かを食べている、なんてことはないだろうか?

    • 「ロクに動きもしないのに、何食べてんだ」

としかられるのだが、本当の話、動かないときほどおなかが空く。

ここではそんな、動かないとおなかが空く仕組みをご紹介する。


1.脂肪を燃やしていない

結論は、体が脂肪を燃やしていないからだ。

脂肪を燃やしていない、つまりエネルギーとして使っていないので、エネルギーを外から補給するためにおなかがすくのだ。

2.動いているときは脂肪が燃える

普段動いているときは、体のいろいろなところを無意識に動かしているので、動いた部分の筋肉が刺激され、その周辺の脂肪を燃やしてくれる。

しかし、休日はどうだろうか?

たとえば、電車やバスで通勤されている方は、実は通勤だけでかなりの運動をされている。

歩いたり、階段を上ったり、揺れる車内で立っていたり、とだ。

それが休日になると、運動量は確実に減る。

さらに、のんびりしている時などは、ふだんと比べると

    • 動いていない

に等しくなる。

3.恒常性維持が関係している

では、普段よりも格段に動いていないにも関わらず、なぜおなかが空くのだろうか?

実はこれには、体の恒常性維持が深く関係している。

4.普段の生活のペース

普段の生活で通勤も含めていろいろと動いている方は、そのペースで体を維持している。

通勤、通学やお仕事、学業などでエネルギーをお使いだが、そのエネルギー源は、食事はもちろん、動くことで刺激された筋肉の周辺にある脂肪だ。

脂肪が燃やされることでエネルギーが作り出されているのだ。

5.休日はエネルギーが作られにくい

しかし休日は、普段よりも動くことが少ないので普段刺激されている筋肉が刺激されず、そのためその周辺の脂肪もエネルギーとして使われることがなく、燃やされることがない。

脂肪がエネルギーとして利用されなければ、体はエネルギーが不足していると判断し、外部から栄養を取り入れられるように、空腹を感じさせる。

そのために、休日などのんびりして、エネルギー消費を押さえるようにしていても空腹を感じるのだ。

6.休日でも脂肪を燃やす

休日でも脂肪をきちんと燃やすのは重要だ。

といっても、平日ばりに動かなければならない、というものではない。

ソレガシのおすすめは、フロントブリッジだ。

フロントブリッジを数分間行うだけで脂肪がきちんと燃えてくれるため、脂肪をエネルギーとして利用できる。

ただでさえ動いていないのだから、普段使われている脂肪は余っている状態だ。

だから休日にちょっと刺激してやると、実によく燃えてくれる。

普段、お昼ごはんを食べている方であれば、お昼ご飯が必要ないくらいよく燃えてくれるので、おなかがすかず、何も食べずに夕食を迎えるくらいだ。

もちろん、夕食時になるとおなかが空くので、普段通り食べればよい。

7.動いているとお腹は空かない

休みの日も忙しく動いている方(あなたのパートナーとか)は、動いている最中はおなかが空かない。

何かを口にしているあなたよりも忙しく動き回っているのに、口にモノを入れながら動くことはない。

もちろん、忙しいので食べる暇がない、ということもあるが、動いているので、おなかが空かないのだ。。

矛盾しているようだが、矛盾ではない。

8.まとめ

休日など、動かない日ほどおなかがすくのは、実は体の恒常性維持と深い関係がある。

ふだんよく動くヒトほど動かない日にはおなかがすく。

普段と同じようにエネルギーを作ろうとするが、動いていないために脂肪が燃やされない。

脂肪をエネルギー源に使えないので、外部から栄養を摂るようにおなかを空かせるのだ。

と言っても、こういう理屈は忙しい方には単なる屁理屈でしかない。

    • 休みの日に食べるのは理由があって、・・・

などと始めると火に油を注ぐだけなのでよした方が良い。

あくまでも、一つの知識として参考にしていただきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください